みぞおちのつかえるということを漢方では、心下痞(しんかひ)といいます。
胃腸の調子が悪かったり、消化不良を起こして
みぞおちが使えることがあります。
では、みぞおちのつかえを治す生薬は、どんなものがあるのか?
代表的な生薬は、黄芩と人参があります。
どのように使え分けたらよいのか・・・
黄芩は、胃酸の過剰分泌、胆汁の分泌不足が原因の胃部不快感です。
対して人参は、胃酸の分泌不足による胃部不快感のある心下痞に使います。
胃酸過多症・・・黄芩。
胃酸分泌不足・・人参。
胃酸過多症の人に人参を使うと更に胃酸が分泌され、
かえって胃部不快感が増します。
私も人参湯で胃部不快感が増して、苦しくなったことがあります。
私の場合、どちらかというと胃酸過多症のようです。・・・食べ過ぎですね!