30代男性の花粉症の鼻水の漢方相談。
まず一声が「ここんちの小青龍湯は効くと聞いたんで来ました!」。
たしかに当店のJPSの漢方は自信を持って他のメーカーより効きます。
しかし、それも選んだ漢方ありきのこと。
詳しく聞いてみると、小青龍湯で少し鼻水が治まるが、
鼻の中のグジュグシュは取れないという。
顔からして桂枝加黄耆湯体質なので飲んでもらい、
すぐに当人期待の小青龍湯を飲んでもらうと、
5分後、「すげぇ、ホントに良く効く、鼻のグジュグジュが取れた!」と大喜び。
このように病名漢方には限界があるのです。
いかにその人の体質に合う漢方を見つけるかが大切。
一方でその場しのぎを望む人がほとんど。
体質改善なんかめんどう、食の不摂生は改善したくない。
その場しのぎは、結果的にはお金の面でも損をすることになります。
できれば漢方を知ることで自分の生活、考え方の間違いを
正してもらいたいものです。