「茅の輪」は、穢れや疫氣(えき)を祓う祭具。
古書には、輪の中には、左足から入り、右足からで
ることを3回繰り返し、健康ならんことを
念じるとあるそうです。
くぐり方は、左、右、左の順で「∞」の字を描くように
3回くぐり抜けてから参拝します。
「∞」経路は、実は、神主さんが扱う祓い串と同じだ
そうです。
地面をガラス張りと考え、足元から神様のいる天に向かってみると、
ちょうど「∞」の経路が、見事神主さんの祓い串の動きと同じになるそうです。
このように神社で行われている作法は、わけがわからなくても、
実は、厳密に向きや方向を考えられているものが多いようです。
今行っていることが間違っていないか、何事においても
正しい方向に進んでいきたいものです。