食べ物の好き嫌いや感情がどのような状態なのかで
どこの臓器が虚弱になっているかがわかります。
では、それぞれの臓器の虚弱に良く使われる漢方は・・・
・肝の虚・・・補中益気湯、柴胡桂枝乾姜湯、荊芥連翹湯、甘麦大棗湯など。
・心の虚・・・炙甘草湯、苓桂朮甘湯、沢瀉湯など。
・脾胃の虚・・六君子湯、安中散、平胃散など。
・肺の虚・・・麦門冬湯など。
・腎の虚・・・半夏厚朴湯、五苓散など。
このようにどの臓器が虚を補ってから
さらに次の症状を治すようにするこどか大切です。
病気になると、誰もが不安で心配です。
そのため氣が停滞するのと、最終的には腎が弱りますので、
まずは、半夏厚朴湯と建中湯類をベースに虚弱を治すようにしています。