40代半ば女性の電話での漢方相談。
以前、蚊に刺されたときに腫れてしまうという悩みでしたが、
今では、刺されても腫れなくなってきました。
そのときの漢方は、桂枝加黄耆湯。
今回は、風邪で鼻水と目の奥の重み・・・右側。
ある漢方を飲むように言いましたが、なんと切らしていたのです。
その漢方がないのである漢方で対応するしかありません。
鼻水も黄色っぽいということでとりあえず桂枝加黄耆湯、次に小柴胡湯。
1時間後の電話があり、鼻水は楽になったものの、
目の奥の重みはとれないというのです。・・・これはしょうがない。
翌日、来店。3回飲んだもののやはり重みとカラダがだるいとのこと。
そこで「まずいけどこれ飲んで!すぐに楽になるから。」
すると、ほとんどの人がまずいというのですが、
「そんなにまずくない!」・・・あれっ?体質改善は、これだったかな?
予定通り、5分で重みも取れ、まぶたの腫れも引いたのです。
(本人は、まぶたの腫れには、気がついていませんでした!)
仕上げにもう一度、小柴胡湯。
カラダのだるさもとれ、メデタシメデタシ!・・・つづく。
さて、こんなときに使う漢方は?
ヒント・・・桂枝加黄耆湯が効くタイプの副鼻腔炎です。
正解者500ポイント、医療関係者は、簡単なので1ポイント。