動悸に使う生薬の5番目は、黄連。
あれっ?黄連は、健胃剤では・・・
実は、胃と心臓は関係があります。
胃が悪く、体力があって、胃の不調のとばっちりが、心臓に行き、
心臓が息苦しくなって動悸がするという場合です。
震源の胃の不調を取り除くことで心臓の動悸を取ることが出来ます。
私も食べ過ぎて動悸がしたときに、黄連の入った漢方40で
動悸が治った経験がしばしばあります。(食べ過ぎなければよいのですが・・・)
ものの本には、「黄連は、心臓の炎症や充血を取る」と書いてあります。
では、心臓が弱っているときは・・・牡蠣を使います。
漢方相談の中でも食べ過ぎて胃には不調が出ず、動悸がするという
相談をよく受けますが、胃腸に効く漢方で動悸が治まることも多々あります。
いずれにしても食べ過ぎ=カロリーオーバーは良くないということ。
カロリーオーバーは、炎症や瘀血を招くと覚えておいてください。