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70代前半女性の涙目。
ベースは、八味地黄丸と黄耆建中湯。
草むしりをする前にも飲んだとのこと。
「昨日は、暑かったので五苓散飲んだ？」
・・・「飲んだよ！」
・・・「草のアレルギーかしら？」
「可能性はあるけど、どうかな？」
「味の濃いもの食べなかった！」
・・・「食べてない。」
「ほんとに？昨晩は何食べたの？」
・・・「そうめん。」
「でしょ！」
涙目によく使う漢方を飲んでもらうことに。
１時間後、
・・・「飲んだらすぐ止まった！」
「つゆは、出汁とって自分で作ってね！」
・・・「そんなのできない。」
「では、漢方飲んでね！」
・・・「だってお金がないもん。」
「お金がないんじゃ、夜は食べないようにしてね！」
・・・「無理。」
終了!!
できない理由を考えないようにすると、
心とカラダは元気になります。
※まふゆ先生のひとりごと
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70代前半男性の夜間尿。
昼間はおしっこに行かないが、
一晩に５から６回おしっこに起きて寝た気がしない。
予算は、１日２包まで。
腰痛もかすみ目もあることから、まず八味地黄丸で１週間試すことに。
1週間後来店、全く変化なしという。
「腰痛とかすみ目はどうですか？」
・・・「それはいいみたい。」
「寝ていてふくらはぎがつることはありますか？」
・・・「たまにあります。」
寝汗もかくことから黄耆建中湯でまた１週間。
しかし、足はつらなくなったものの夜間尿は改善せず。
「動悸はすることはありますか？」
・・・「はい。」
ふくらはぎを触ってみるとカチカチ。
そこである漢方を１日２包１週間、
・・・「今度は、いいみたい。一晩に1～２回になりました。」
「昼間おしっこ出るようになりましたか？」
・・・「そういえば多くなったみたい。」
ふくらはぎを触ってみるとだいぶ柔らかくなっていたので
やはりこの漢方でしばらく続けてもらうことに。
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50代半ば男性の鼻水。
ベースで飲んでいるのは柴朴湯と桂枝茯苓丸。
朝から鼻水、くしゃみ連発。
ポターンと垂れてしまうので
小青竜湯を３包、麻黄附子細辛湯も３包飲んでも
一向に止まらないと電話。
「昨晩は、お酒飲みましたか？」
・・・「飲んだけど350mlを２本飲みました。」
「おしっこは？」
・・・「遠いかも？」
ということなのである漢方を２包飲んでもらうことに。
１時間後、・・・「おしっこも出て鼻水止まりました！」
「お酒飲んだら飲んでおいてくださいね！」
・・・「酔っぱらうと面倒で飲まなくなっちゃいました！」
「飲んだ後だと忘れるのでお酒と一緒に飲んでくださいね！」
・・・「わかりました！」
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30代後半男性のだるさ。
もともちアトピーで漢方を飲んでいましたが、
良くなったということでそれ以来１年ぶり。
今回は、頭に酸素が行かない感じがして、
だるくて横になりたい感じだとのこと。(電話)
「鼻づまりがありますか？」
・・・「寝ているときは詰まっている感じ。」
「まだアトピーの時に飲んだ漢方はありますか？」
・・・「まだある。」(まだあるんかい！)
「ではその時の漢方と桂枝茯苓丸を飲んでみてください。」
この人のアトピーは、汗かき、手足の裏にも汗が出るタイプ、
花粉症のときは、副鼻腔炎の鼻水がでると
桂枝加黄耆湯と小柴胡湯で改善するタイプ。
１週間後、・・・「飲んでいるとだるさが違います。」
「では、毎日１包でもいいので飲んでください。」
・・・「アトピーもこれでよくなったけど同じ漢方でいいんですね！」
「はい、そこが漢方のいいところです。」
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50代半ば女性の頭痛。
始めは、後頭部。
そこで続命湯と桂枝加竜骨牡蛎湯を飲んで
後頭部の痛みがとれたら、前頭部が痛いとの電話。
「最近変わった症状はありますか？」
・・・「胸騒ぎがするので苓桂甘棗湯を飲んでいます。」
これがヒントとなり、甘麦大棗湯を飲んでから
ある漢方を飲んでもらうことに。
1時間後、・・・「頭痛がとれました！」
「精神も落ち着いていないですか？」
・・・「そういえばなんかリラックスしている。」
「今日は、苓桂甘棗湯を飲まなくてすみますよ！」
・・・「なんで？」
「やってみてください。」
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60代後半女性の咳。小青竜湯を指名。
1か月前から咳が出始め、小青竜湯を病院で勧められ飲んでいる。
病院に行けないので小青竜湯を買いに来たという。
咳の感じから明らかに空咳。
「小青竜湯の咳ではないですよ！」
・・・「えっ？」
まず麦門冬湯を飲んで10分、
・・・「あらっ？喉のかゆみが取れました。」
明らかに来た時よりも咳は出ていない。
「他に何か症状は？」
・・・「咳のし過ぎで背中が痛いんです。」
そこである漢方を飲んで10分、
「背中の痛みはどう？」
・・・「あれっ！痛くないです。」
「咳も一度も出ませんね！」
・・・「はい。今まで何だったの？」
「小青竜湯が良くなかったんですよ！」
・・・「そうなんですね！」
「今度、何かあったらすぐ来てくださいね！」
・・・「はい。」
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50代後半男性の声枯れ。
営業で話をしていると
声がだんだん出しづらくなり、
枯れてしまうというので、
麦門冬湯を飲んでもらうと、
すぐに喉が潤ったというので1週間分試すことに。
1週間後来店、
「声枯れはどうですか？」
・・・「話していると、喉が詰まってきて声が出づらくなるみたいです。」
顔がのぼせを感じるというので、
桂枝茯苓丸とある漢方で様子を見ることに。
1週間後、
「今度はどうですか？」
・・・「顔ののぼせもとれ声もかすれなくなりました！」
「では桂枝茯苓丸を朝に飲んであとは頓服で。」
・・・「やってみます。」
男性の声枯れこれで3人目、
他1人は、半夏厚朴湯、
もう一人は、麦門冬湯でした、参考までに！
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30代後半女性の風邪。
熱は、38℃、食欲もなくだるくて仕方ないと電話。
節々も痛かったので、麻黄湯。
食欲もないので桂枝湯とくず湯を飲んだという。
それでも横になりたいので真武湯を
飲んだほうがいいか電話したという。
「喉の痛みはありますか？」
・・・「イガイガしているので桔梗石膏を飲みました。」
「顔を天井に向けると首の後ろが痛いですか？」
・・・「上向けない。」
そこである漢方と桔梗石膏を飲んでもらうことに。
15分後、・・・「だるさと喉の痛みだいぶ良くなりました。」
「では仕上げに柴苓湯を飲んで様子を見てください。」
翌日電話があり、熱も平熱に下がり、
食欲も出たとのこと。・・・めでたしめでたし。
最近の風邪は、インフルと新型コロナが混ざり、
またまた新なウイルスになったようです。
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50代前半男性の鼻の中の渇き。
風邪を引き、鼻水が止まらなくなり、
小青竜湯と麻黄附子細辛湯で鼻水は止まったら、
今度は、鼻づまりになったというので、
荊芥連翹湯と桂枝茯苓丸を飲むように指示。
翌日電話があり、
・・・「鼻づまりが取れたら渇いて痛いんです。」
そこである漢方と桂枝茯苓丸を飲んで様子を見ることに。
30分後、
・・・「鼻の渇きがとれ痛みも取れました！」
「ベースの漢方しっかり飲んでくださいね！」
・・・「飲まなくしちゃダメ？」
「ダメです。」
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70代半ば女性の足裏の違和感。
他には、カラダが疲れるとゾワゾワするとのこと。
「足裏がどんな感じですか？」
・・・「10年前に足裏にコンニャクが挟まっている感じ。」
「今もコンニャクですか？」
・・・「今は、ヘチマになりました。」
「年とともにコンニャクの水分が抜けて渇いてヘチマねー。」
・・・「そういうこと。」
「スーパーなどの冷凍コーナーが苦手では？」
・・・「はい、動けなくなります。」
「昔、しもやけできなかった！」・
・・「そこまでわかるの？」
「はい、見えるんです。」
まず話をしていて心配性なので半夏厚朴湯を一服すると、
足まで温まったという。
この時点では、ヘチマのまま。
続いて真武湯を飲んでもらうこと10分、
・・・「ヘチマがスポンジになった！」
続いてある漢方を飲んでもらうことまた10分。
「スポンジが薄くなりましたか？歩いてみて！」
・・・「ほんと、スポンジが半分になった。」
「最初来た時、パーキンソンの歩き方でしたよ。」
・・・「はい、今は、足が上がる。」
紹介者も見ていて、「歩き方が若返ったねー。」
「明日あたり、スポンジがコンニャクになってから治るよ！!」
・・・「そうなの？」
「はい。」
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