アトピーの基礎知識

アトピー性皮膚炎で悩んでいる方はいらっしゃいませんか?中には皮膚科で処方されている薬が欠かせない方もいらっしゃるはずです。アトピーを悪化させないためにも、体質改善や生活環境を整える努力がとても大切です。こちらでは、アトピーの基礎知識をご紹介していきたいと思います。

アトピーとは

主に首の周りや肘の内側、膝の裏側といった関節の内側にかゆみや湿疹、ジクジクといった症状が現れる皮膚炎です。乳児の場合は頬や額に現れることが多いです。アトピーは悪くなったり、良くなったりする特徴をもっています。

アトピーの原因

主に遺伝による体質や食生活、生活環境などが考えられています。例えば、両親ともにアレルギーであれば約50%、一方がアレルギーだと約30%、アレルギーのない場合だと約10%の確率で子供にも遺伝されるといわれております。

また、欧米化した食生活によるアトピー発症が問題となっており、乳児の場合はお腹にいる時の母親の食生活などの影響、さらに生活環境の中でのダニやハウスダスト、真菌などが原因になることもあるといわれております。アトピーの原因は現在の段階でははっきりとは分かっておりません。現在でも様々な研究が行われているため、未知の疾患といえるでしょう。

アトピーと漢方の関係性

アトピーは完治しにくい慢性の疾患と知られております。現在の治療薬はステロイド入り軟膏や免疫調整外用薬などが処方されていることが多いです。そのため体の免疫を上げるという目的で、漢方薬を取り入れる方もいらっしゃいます。人は免疫力が低下するとアトピーを治す力も低下してしまいます。

つまり、免疫力を上げることがアトピーを和らげ、悪化させないようにすることになるというわけです。漢方薬は免疫力アップの手助けをしてくれるものです。アトピーで悩んでいる方は、ぜひ生活習慣・環境の見直しに「漢方の処方」を取り入れてみませんか。

クスリのウエノではアトピーによる赤みやかゆみ、妊娠中の体質改善など体の不調に関するご相談を承っております。一人一人に合った漢方をご提供していきますので、ぜひお気軽にご相談下さい。