中3男子のアゴのしこり。
3日前から耳も痛くなり、両アゴにしこりができ、触ると痛いという。
また、目の奥も痛く半年前は、桂枝加竜骨牡蛎湯で取れていたが、
今回は、飲んでも効かないともいう。
とても心配性の子で半年も漢方を飲んでなく、
いきなり桂枝加竜骨牡蛎湯でも効かないのは半夏厚朴湯を飲んでないから。
そこでもう一度半夏厚朴湯から。
そこで質問、「おしっこが出てないのでは？」
・・・「今日は行ってない！」
続いて口も渇くことから五苓散。
そして、仕上げにある漢方を飲んでもらうと、
「アゴのしこりは？」
・・・「少し柔らくなって触っても少し痛みが和らいだ！」
「ところで目の奥の痛みは・・・？」
・・・「あれっ！痛くない。」
朝から桂枝加竜骨牡蛎湯を2包飲んでいるので
後追いで効いてきたのです。
入り口がいかに大切かを確認させられる出来事です。
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