右脇下から上腕の痛み 肩甲骨の下も・・・

40代女性の痛みの漢方相談。

漢方歴4年なのでほとんどの症状は治せるようになった人。

今回は、右肩甲骨から脇、そして上腕にかけての痛みなので、

温経湯と柴胡加竜骨牡蛎湯を飲んでも取れないといって来店。

どのように動かすと痛いかをやってもらうと、

肘を上にあげると痛いという。

「何か特別なことはしなかった?」

・・・「していない。」

ということは、普段何気なくやっている動作の中で、

それが筋肉疲労を起こしたとものであると判断。

以前、卓球を始めたという話を思い出す。

「スマッシュをしてみて!」

・・・「あっ、痛い!」

予想どおり、右肘がかなり上がるフォーム。

そこである漢方を飲んでもらい、温経湯は、最近飲んでいるというので

仕上げに四逆散を飲んでもらうと・・・

「あれっ、なんか痛くない。」

卓球をやるときは、黄耆建中湯を飲んでもらうことに。

卵巣の腫れ 生理前になると・・・

40代前半やせ型女性の卵巣が腫れて痛いとのこと。

生理前になると左の下腹部が痛くなる。

便は、3日に一回、コロコロ便。

小便は、普通。

頭痛、肩こりはなし。

以前に急性腎炎を患ったことがある。

最近、咳が出る。

肌質はしっとりしているので当帰芍薬散と桂枝加芍薬湯、

咳がでたら麦門冬湯で様子をみることに。

一週間後、咳は、よくなったものの下腹部の痛みは、改善せず。

さらに、左下腹部だけでなく、膀胱のあたりも痛いと来店。

そこで質問、「扁桃腺も腫れることがありましたか?」

・・・「はい、今日は、口内炎もできて痛いんです。」

ということは、炎症しやすい体質?

ある漢方を2つ飲んでもらうと。・・・

10分後、左下腹部と膀胱のあたりの痛みが消失!

頭痛 血圧上昇による・・・

50代半ば女性(太目)の頭痛の漢方相談。

朝、起きると頭痛がするので血圧を測ると上がっているという。

朝の血圧の上昇による頭痛というと、釣藤散が有名。

1週間後、全然ダメとのこと。

首の後ろも凝っているというので続命湯で1週間。

首の後ろのコリは、取れたとものの、頭痛は改善せず。

おしっこの出もよくないというので五苓散でまた一週間。

一週間後、来店、今度は、かなりいいとのこと。

そんなとき、膝が痛いという。

足をみると、むくみがある。

そこでむくみをとる漢方に変えてみることに。

1週間後、今度は、ニコニコ来店。

膝の痛みは、試飲したその日から全く痛くなく、

朝の頭痛なく、血圧も安定しているとのこと。

さらに、体重が1週間で3Kg減ったという。

それでニコニコしてたのね・・・女性にとってはうれしいですよね!

教科書どおりには、なかなかうまくいかないものです。

節々の痛み 熟眠しないと・・・

50代前半女性の節々の痛み。

その日によって手首、親指の付け根(合谷)、肘、膝とあらゆるところが痛いとのこと。

このようにあちこち痛みが痛むというとまず半夏厚朴湯は外せない。

指先もささくれがあり、歯ぎしりもするということから、

温経湯と四逆散で1週間試すことに。

1週間後、親指の痛みは軽減、しかし、今度は腰も痛いという。

夜中に2回ぐらいトイレに行くというので八味地黄丸を1週間試すことに。

しかし、夜間尿も改善せず、痛みに効果なし。(しまった・・・)

そこであることに気づき、質問。

「目が覚めてしまうのでトイレに行くのでは?」・・・「そうかも?」

熟眠できないので痛いのでは考え、ある漢方を飲んでもらうと、・・・無味。

1週間後、すべての痛みが消えたという。

熟眠したことでカラダが修復され痛みが消えたということ。

もちろん、空腹睡眠は、実践してもらいました。

生理時の頭痛 夕方になると・・・

30代前半女性(色白細身)の生理時の頭痛の漢方相談。

生理になると頭が痛くなり、鎮痛剤を高校の時から服用。

最近は、胃が痛くなったり、もたれたりする。

立ち仕事なので夕方冷えとむくみを感じるとのこと。

便は毎日出なく、おしっこは、我慢できる。

夜中、2~3時間おきに目が覚めるともいう。

まず当帰芍薬散と柴胡加竜骨牡蛎湯でようすをみることに。

1か月後、生理の時の頭痛は、改善せず。

むくみと胃の調子と眠りは、いくらかよくなったという。

便はいくらかいいかな程度。(すべていくらか?)

両方の漢方が苦く、飲みづらいともいう。

子供のころから早寝早起きだというので、

ある漢方を飲んでもらうと、一気に反応。

とりあえず、なかなか遠いので来られないというので、

また1か月試すことに・・・

1か月後来店、便もよく出るようになり、生理時の頭痛もなし、

むくみ、途中覚醒もなし、胃の調子もすこぶるよいという。

現在は、一日1包だけまずくなるまで飲んでもらうことに。

顔と胸のほてり 血液が不足しているのに・・・

40代女性の顔と胸のほてりの漢方相談。

病院で桂枝茯苓丸が出され、その漢方を飲むと、

顔と胸のあたりが熱く、苦しくなるとのこと。

桂枝茯苓丸は、効能では、瘀血をとり、血液循環をよくして、

のぼせをとるとあります。それなのになぜ?

答えは、簡単、血液の質が悪い、あるいは血液が足らない場合は、

血液を回す漢方を飲んだ場合、血が騒いで空焚き状態になるからです。

そこで血液を造る漢方をしばらく飲んでもらうことに。(むくみはなし。胃弱)

しかし、血液が不足した状態は、すぐには改善しません。

なぜなら、赤血球の入れ替わりは、約120日かかるからです。

その間、このような状態が起きるので起きた時に飲む

頓服の漢方をうまく使うことです。

さて、その頓服の漢方とは、正解者500㌽進呈。

流れ星 星をみていると・・・

60代後半女性の漢方相談。

色白で細身の人。

見るからに貧血気味。

「星を見ているとサーと流れるんです!」

・・・「それは流れ星ではなくて?」(私、最近53なので)

「違うんです、たまに急に立ち上がると目の前にも星が流れるのです。」

病院で脳の検査をしても異常なしとのこと。

その言葉でどのようなことが起きているかが理解できたので、

質問はひとつ、「おしっこは遠いですか?」

「近いです。」

・・・「ちょろちょろで何回も行くのでは?」

「そうかも?」

ある漢方を飲んでもらうと、お腹と背中が温かくなる。

では、3日分。

3日後、星を見ても流れなくなった。

はじめは、流れ星と思ったそうです。

旦那さんと、一緒に夜空を見たそうです。

すると、「流れ星なんてないよ!」の一言で気づいたそうです。

お願い事がたくさんできてよかったかも?・・・

変形性膝関節症 軟骨がすり減り・・・

50代後半女性がっちりタイプ。

左膝の内側が痛いので病院にいってレントゲンを撮り、

病名は、変形性膝関節症と診断されたという。

とりあえず痛み止めで様子を見て、

ダメならヒアルロン酸の注射をするといわれたらしい。

触ってみると、熱はないがやや腫れている感じがする。

熱はないので炎症はなし?

ということは、水。

病院では、水は抜くほどではないといわれた。

“抜くほどではない”?

ということは、水があるということ。

そこで漢方で抜いてみることに。2包服用。

そして、膝の後ろを触ると、コリコリがあり、痛いという。

そのコリコリをまたまた漢方でとることに。これも2包。

15分ぐらいたってから歩いてもらうと、

「膝が軽くなった」・・・「膝の裏を触ってみて」

「あれっ、痛くない、コリコリも取れている!」

軟骨がすり減っているから痛いといわれたらしいが、

それ以外にも痛みの原因は、たくさんあるということです。

軟骨を外から増やせばいいというものでもありません。

 

頭痛2 風邪を引いて代謝が・・・

昨日の風邪後の頭痛。

痛みが移動する頭痛は、余分な水が原因のことが多々ある。

そこで質問、「おしっこが遠くないですか?」

・・・「確かにあまり行っていない。」風邪で代謝が落ちるため。

そこで、おしっこを出す漢方を飲んでもらい様子をみると。

15分後、電話があり、首の後ろの重さと痛みが取れたとのこと。

(なんとかしのいだな・・・やれやれ。)

と同時に反省、実は、最初の葛根湯がまずかったのです。

食欲がない→桂枝湯+重湯+厚着をする。が基本。

桂枝湯がない場合、近い処方を考える。

それもない時は、柴胡桂枝湯で代用すればよかったのです。

それに顔が熱いといっていたので、今回の漢方を飲ませれば、

一日で風邪が治ったのです。(2日かかってしまった。)

今回の反省を今後、活かします。・・・ごめんなさい!

頭痛1 風邪を引き・・・

20代後半女性やせ型、頭痛の電話での漢方相談。

前日に風邪を引いて、食欲もなく、熱が38℃、顔が熱いと電話。

桂枝湯と重湯を飲んでもらおうとしたら、桂枝湯の補充がしてなかったという。

しかたないのでまず葛根湯と小柴胡湯を飲んで様子をみることに。

その翌日、熱は36.7℃、しかし、今度は頭が痛いという。

頭蓋骨と首の間が痛く、頭全体とこめかみが特に痛いとのこと。

まだ食欲もないということなので桂枝湯なのですが、

持ってないとどうにもなりません。

こんな時は、代用できる漢方を探します。

その漢方は、持っていたので飲んでもらい、

そのあとに柴胡桂枝湯を飲んでもらうと、

30分後電話があり、頭痛は取れたが今度は首のうしろが痛いという。

なるほど!痛みが移動したということは・・・つづく。