生薬
杏仁、麻黄、桂枝、人参、当帰、川芎、乾姜、甘草、石膏、以上9味。
効能・効果
頭痛、半身不随、言語障害、脳溢血、脳梗塞、脳軟化症、高血圧症、神経痛、
顔面神経麻痺、関節炎、片頭痛、喘息、気管支炎、腎炎、ネフローゼ、眼筋麻痺、
浮腫、首の後ろのコリしびれ、麻痺感、など・・・
大青龍湯証に似ていて、血虚の証があり、
裏に熱があって血液乾燥の状態にあるもの、
しばしば脳溢血による半身麻痺や言語障害の比較的初期に使われますが、
時間が経ったものでも良いとあります。
大青龍湯の生姜の代わりに乾姜を用い、大棗の代わりに当帰、
人参、川芎のような強壮、滋潤のある薬味が組み合わされたものといわれています。
片側の顔面麻痺やしびれ、ひきつれによく使います。
枕が合わないと思っている人は、頸椎の柔軟性がなくなっているので、
枕に首が合わせられないから合わないと思っていますが、
実は首が枕に対応していないのです。
顔を真上に向けたとき首の後ろ、または、
後頭部の下が痛みがあるのがポイントです。