薬と飲食物 アルコールと風邪薬・・・

アルコールと薬について1

お酒好きの人が風邪を引いて、風邪薬を飲み晩酌をする人もいます。

総合感冒薬には、鼻水止めなどの抗ヒスタミン薬が入っています。

抗ヒスタミン薬は、中枢神経を抑制する働きがあり、

アルコールの働きを強めてしまいます。

薬もアルコールも肝臓に運ばれ分解されます。

しかし、同時に入ってくると先にどちらを優先するのか?

それは、薬ではなくアルコールです。

薬は、肝臓で分解されるようになっているため、アルコールの分解で

薬の分解が遅れることで、薬の血中濃度が高くなりすぎて

効果が強く出すぎる場合があります。

風邪を引いて風邪薬を飲んだ日は、アルコールは休肝日と思って飲まないことです。