首コリと頭痛 心配性で・・・

50代前半女性やせ型、心配性。

漢方歴2週間。

初めの相談は、喉に何かへばりついているというので

半夏厚朴湯と小柴胡湯を飲んで調子がよかったのですが、

今度は、3日前から首のコリと頭痛が起きるという。

最近、気温も30度になることもあるのですぐに漢方は思い浮かぶ。

「最近、チョコか甘いもの食べてないですか?」

・・・「いつも3時休みにチョコを食べています。」

「では、10分で首コリと頭痛治しますね!」といって

まず続命湯を飲んですぐある漢方を間髪入れずに飲んでもらう。

(整体教室の時間が迫っていたのでサッサと済ませたかったのです。)

飲み終えて5分もたたないうちに。

2つ目の漢方を飲んでいる途中で頭が痛くなくなった!とのこと。

これから頭痛くなったら頓服で飲んでもらうことに。・・・即解決!

それにしても女性はチョコが好きな人が多いなぁ~。

 

抜け毛 1か月前から・・・

高校3年生女子の抜け毛の漢方相談。

コロナ騒ぎが起きてから抜け毛が多いと母親に連れられて来店。

他の症状は・・・

冬になると足にしもやけができることぐらい。

学校で何かあったか聞いても何もなくストレスもないという。

このように生理痛もなければ便秘、下痢もないとなると

結構難しいものです。

とりあえず桂枝茯苓丸を飲んでもらうと飲めるとのこと。

学校にも行くことができないことからある漢方を飲んでもらうと。

とても美味しいというので桂枝茯苓丸とその漢方を飲んで様子を見ることに。

1日1包ずつ2週間、だいぶ抜け毛が減ったというので

もう1週間、すると1週間後、抜け毛が減ったのでありがとうございました!

とおばあちゃんが来店。

できれば桂枝茯苓丸だけでも飲んでくれれば

しもやけも治るのになあ~。・・・残念!

ある症状が治ると私に相談もなく、やめてしまうものです。

生理前のイライラ2 小麦好きで・・・

昨日の30代前半女性の生理前のイライラのつづき。

あくびを連発するので小麦製品が好きか聞いてみると、大好きだという。

ということは、「胸騒ぎすることない?」

・・・「たまにある!」(早く言ってよ・・・53だから仕方ないか。)

他に何かないか聞いてみると、食べ過ぎると下痢をするくらいという。

下痢するんだ・・・あれっ何か変だなと思いながら、

再び質問開始、「靴下足で脱いだことある?」

・・・「しょっちゅうある。」(横にいた母親が「うそでしょ」と驚きの様子)

「お風呂に入る時に服をまとめて脱ぐ?」

・・・「面倒だからいっぺんに脱ぐ。」

やはり、苓桂朮甘湯と大柴胡湯は、絡む場合があるので

確認したかったのですが、下痢もするということから、飲ませなかったのです。

結局、次回甘麦大棗湯を試すことにして、

ある漢方を頓服にもたせて1回目終了!

翌日、さっそく電話があり、胸がザワザワするとのこと。

頓服の漢方を飲んでどうなったか電話してもらうことに。

30分後電話があり、治まったとのこと。

生理前のイライラは、甘麦大棗湯かな?・・・楽しみにしておくことに。

生理前のイライラ1 音がうるさいときが・・・

30代前半女性の生理前のイライラ。

その他の症状は・・・

鼻水とのどのイガイガ。

めまい、立ちくらみ。

耳の中がワ~となり、音がうるさい時がある。

「私、心配性なんです。」

・・・この言葉を言う人に限って大して心配性ではない。

このときに苓桂朮甘湯(53)と確信。

念のため、53番あるあるシリーズ!を聞いてみるとすべてある。

(53番あるあるシリーズを知りたい人は店頭まで!)

まず53を飲んでもらうと、のどのイガイガがなくなる。

生理前のイライラは、血液が足らない人が多く、ささくれもあったので

温経湯を飲んでもらう。

すると、カラダ全体が温まり、合谷のツボの痛みも消える。

しかし、鼻水は、相変わらずズルズルしているので、

ある漢方を2包で止めにかかる。

すると、5分もしないうちに鼻水がなくなり、鼻がスースーするという。

さて、イライラは何から来ているかが問題。

自律神経の過剰興奮ととらえある漢方を飲んでもらうと、

「なんか、眠くなってきた!」といってあくびをする。

(甘麦大棗湯もあるな・・・つづく)

目の下のかゆみ 夜になって・・・

昨日の話のつづき。

涙目と目のふちのかゆみが治まったのでやれやれと

思っていたら、夕方になってまた電話。

今度は、両目の下が赤く腫れあがって、痛痒いという。

しまった!最初に入れるべき漢方があった。と気づき、

すぐその漢方を2包飲んでもらうことに。

また、30分後赤みと腫れが引き、痒みも治まったとのこと。

もともと、この人は、桂枝加黄耆湯タイプで、

皮膚がかぶれやすく、傷跡が治りにくい体質なのです。

それが松の剪定をしたときの花粉?に反応を起こしたわけです。

初めからその漢方を飲ませておけば、赤くはれなかったかもしれません。

そんなわけで、最初に飲ませればよかったのに気が付かなくてごめんなさい!

と謝ったのでした!・・・反省。

外出自粛で庭いじりなど外にでるときには、

熱中症にも気をつけましょう!

涙目 松の剪定をしたあとから・・・

40代後半女性の涙目の電話での漢方相談。

松の剪定をしたあとから、涙が止まらなく、目のふちがかゆいという。

そこである漢方を飲んでもらってから小柴胡湯を飲んでもらうことに。

その漢方は、いつもは飲みにくいので飲みたくないという。

今回は、飲めるはずと説得。

30分後電話があり、今回は、美味しかった!とのこと。

必要なときは、すんなり飲めることを説明。

涙もとまり、目のふちのかゆみも治まったとのこと。

しかし、これでは終わらなかったのです。・・・つづく。

右側頭部の痛み 違反をすると・・・

40代半ば女性の頭痛の漢方相談。

漢方を飲み始めて3か月。

内臓下垂があったため甘いものを控えるようにという教えを

守っているとのこと。

しかし、店内に入ってくるなり、気が付いたのが、少し顔がいつもより、赤い。

痛む場所は、右側頭部。そこで、質問、

「昨日、チョコレート食べなかった?」

・・・「えっ?少し食べました。」

となんでわかるのという顔。

“少し?”

みんなの少しほど当てにならないことはない。

「顔を天井に向けてみて!」

・・・「右首の付け根が痛い。」

さっそく続命湯を飲んでもらい、もう一度上を向いてもらうと、

痛くないとのこと。この時点で少し頭痛は和らぐが取り切れず。

とどめに2つの漢方を一包ずつ混ぜ飲んでもらうこと5分。

「頭痛は?」・・・「なくなった!」

私たちのカラダは、一度正しいことをすると、

間違ったものが入るとすぐに嫌な反応が出るものです。

私なんか、何食べても大丈夫という人は、

カラダが汚れているところに何をいれても反応しないだけです。

また、間違いだらけの人は、反応がでていることすら気が付きません。

・・・要注意。

右肩の痛み ボールを投げるとき・・・

20代後半男性、ガッチリ型。

初めは、首の後ろのコリがすごいという。

これは、見るからに簡単、続命湯で仕留める。

すると、「腰と肩も治せますか?」(そっちがメインか?)

・・・「はい!30分ぐらいでかなり楽になると思います。」

野球をやっているらしく右肩が痛くボールが投げずらいとのこと。

太もももつりやすいということで八味地黄丸と黄耆建中湯を飲んでもらうと、

腰は、楽になり、シャドウピッチングを店内で始める。

(動き出すということは、よくなっている証拠)

とどめにある漢方を飲んでもらうと、5分後、「シャドウピッチングでは痛くない!」

と驚き顔。決め手は、午前中に大便が2回出ることでした。

正解者500㌽進呈。サービス問題です。

無症状 1週間何も・・・

今回のおさらい。

30代男性の最初の症状・・・右胸の痛み。

翌日、痛みがなくなる。

2日後、発熱40度と手のしびれと冷え(凍傷のよう)。

すぐに漢方療法開始。

熱は上がったり下がったりだが、カラダは楽になる。

発症後2日目、首の痛みと頭痛(激痛)、口渇。

熱の上下動と汗が出たり、出なかったりを繰り返す。

3日目、気持ち悪さと食欲落ちる。

夜になって、髪の毛を触ると痛くなり、よく寝られなくなる。

そして、4日目。

食欲、気力もなくなる。

頭が気持ち悪さと起きられなくなり、右腕の骨の痛み。

ここでの漢方が明暗を分けた気がします。

この日の夜には、改善。

5日目に喉の違和感のみ。

6日目に再び寝る前に右胸の痛みが少し出る。

改善して1週間たち症状はなく、体調は、良いとのこと。

私が経験した中で、こんなにてこずったことは初めて。

この経験は、私の漢方の腕を上げてくれたことは間違いなし。

また、私を信じてよく漢方をたくさん飲んでくれたことに感謝!

まだまだ、困った人を助けるために研鑽しなくては・・・頑張ります。

新型コロナは、冬に猛威を振るいます。

みなさんに提案・・・

今から免疫を強化する漢方を飲んで負けないようにしましょう!

胸の痛み 夕方になり・・・

高熱が出て5日目、4日目の最悪の山場を乗り越えられたかどうか?

朝、電話すると、声の感じからかなり良くなった様子。

食欲もかなり出てきたという。

しかし、今度のウイルスは、油断は禁物と慎重になる。

喉の痛みが邪感あるものの熱も平熱のまま夕方まで。

この高熱がでる2日前に右胸の中に痛みが出たのと同じ症状が

また出ているという。

それが震源、これをたたけば行けるかもと考え、

ある漢方で退治することに。

飲んで15分もすると痛みは消失。それから痛みは一切出ていないとのこと。

風呂も入りたいというのを今日一日我慢してもらうことに。

ここで体力を落としてぶり返さないようにしたいことを説明。

とにかくこれから1週間は、用心してもらうことに。

同居している彼女も体調に異変なし。

3日目に彼女も頭痛と熱が37.5℃になり、

そり時に葛根湯と柴苓湯ですぐに治って以来、体調は大丈夫のこと。

彼女もまだまだ油断しないように、何かあったらすぐ電話してもらうことに。・・つづく