紫雲膏 漢方の外用薬  

生薬

紫根、当帰、ゴマ油、ミツロウ、豚脂、以上5味。

効能・効果

ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、たこ、あせも、ただれ、

外傷、火傷、痔核、による疼痛、肛門裂傷、かぶれ、わきが、

白なまず、虫刺されなど・・・

紫雲膏は、解熱、解毒、殺菌としての紫根と肌を潤す当帰にゴマ油、

ミツロウ、豚脂で熱抽出したものです。

紫根は、シコニン、アセチルシコニンという成分が肉芽形成を促進します。

しかし、紫根、当帰の成分だけでなく、基剤のゴマ油との

共同作業によるものが大きいと思われます。

また、皮膚病、外傷、火傷にとほとんど万能と考えてよいです。

ただし、化膿していないことが条件。

皮膚病でも熱を持っていて炎症性のものが適用です。

余談ですが、紫雲膏の箱に書いてある効能・効果のなかに、

魚の目と書いてあります。

そこでお客様からこんな質問が、

「さかなの目ってなぁに?」・・・?

はじめなんことをいっているのかわかりませんでした!

確かにそう読めなくもない、日本語の難しさを感じます。

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