昨日の30代前半女性の話のつづき。

空腹になると手足がしびれるというのは6日間たっても改善しなく、

胃痛はなくなったが、胃もたれがするという。

まず、お腹を温めて栄養補給の漢方を飲んでもらうと、全身が温かいという。

次にみぞおちを押してもらうと、痛い！という。

そこで質問、「足の裏がおかしくなったことは？」

・・・「右足のかかとが痛くなったことがある」(やっぱり！)

もう一服ある漢方を飲んでもらい10分後、みぞおちを押してもらうと、

「押せる！痛くない！」

また6日分飲んでもらうことに。

そして来店、空腹時の手足のしびれと胃もたれは改善。

しかし、首筋から肩甲骨、腰の痛みはあいかわらず。

そして不眠も改善していないという。

不眠が改善すればほとんどの症状がなくなるので、

早く解決したいところ。・・・つづく。

30代半ば女性の右足の張れと痛みの漢方相談。

右足の甲と親指の付け根が張れて痛いという。

病院では、リウマチと診断。

他の症状は、3年前からの不眠、吐いてしまうほどの頭痛持ち。

お腹が空くと手足がしびれ、首筋から肩甲骨、腰も痛い。

寝ていて右足がつりやすい。

奥歯をかみしめて折ったことがある。

すぐ胃がキリキリと痛くなる。などまあ若いのに大変。

足の甲と親指の張れと痛みですぐに思いつくのは越婢加朮湯。

しかし、渋くて飲めない・・・

まずは胃腸の立て直しを温経湯と黄耆建中湯をベースに不眠に使う漢方を6日分。

吐いてしまうほどの頭痛と胃と足の痛みは幾分よくなったもの不眠は改善せず。

相変わらず空腹時のしびれはあるという。そこで今度は・・・つづく。

70代前半男性やせ型。

左肩が痛くて手をあげられないというので、

実際にあげてもらうと、床と並行まで。

食欲もなく、気分も落ち込みが激しくやっと来たという。

3か月前に知人に紹介されたものの足が向かなかったという。

無理して食べると眠くなり、すぐに横になってしまうらしい。

そこで気分が落ちているときに飲む漢方を一服。

甘くておいしい！

すると少し元気が出たのか、いろいろ話出したのです。

続いて小青竜湯と行きたいところですが、

少し強すぎると思い体力が低下したときに使う漢方で様子見。

15分後、かすかに汗ばんできたのが見られたので

もう一度左手をどこまで上がるかやってもらうと、

本人もびっくり!!恐る恐る真上まで上がってしまったのです。

その後左肩をぐるぐる回し始めたので完全とはいかないまでも、

かなり改善したという。

まずは、胃腸の立て直すことの大切さを痛感した出来事でした。

さて、2つの漢方は何と何？正解者1000㌽。

30代半ば女性の鼻づまりの漢方相談。

今月から飲み始めた漢方初心者。

高校生からの便秘がたった桃核承気湯で解決したことに信じられないという。

もっと早くここに来ればよかった！

(その言葉をいつも期待している私がいる)

今回は、鼻づまり。

もともと鼻炎はあったが鼻づまりは珍しいとのこと。

そこで質問、「なんか変わった仕事していない！」

・・・「東京に仕事に行ったぐらい！」(それだけで十分)

整体教室の時間が迫っていたのである漢方と小柴胡湯を

間髪いれずに飲んでもらうと。

すぐさま、「あっ、通った！」

自分では気が付いていなかったようであるが、風邪だったのです。

(顔がこれから熱があがりそうだったので・・・)

東京に行った疲れも重なったようです。

今年は、風邪引きさんがもう多いので気をつけてください。

50代前半女性の風邪のつづき。

最後に小柴胡湯で仕上がったと思ったら、今度は、咳払いをし始めたのです。

首の後ろの強烈な痛みとコリ、熱、起きれないなど、

もしかしたらインフルエンザ？

となると、次は、咳。

その前兆がうるさい咳払い。

「喉に何か引っかかっている感じ？」

・・・「なんか急に喉が変な感じ」

今まで喉の痛みはないと言ってたので、間違いなく咳になる前兆。

そこで、うるさい咳払いによく使う漢方を一服念のため。

すると、「あっ！喉が楽になった！」

風邪によく使う漢方を今度は素直に持って行ったのでした。

これで風邪の引き始めから、咳のこじれまで対応できるので

とりあえず一安心。

当店の持っていてよかった漢方シリーズは、

揃えておくことをお勧めいたします。

昨日の50代前半の女性の風邪のつづき。

来店して、私、熱なんかもう出ないと思っていたという。

そこで「熱を出せるだけ体力が上がった証拠ですよ！」

・・・「若返った？ということ」

そうなんです。年齢とともに熱が出なくなるから、

風邪を引いたり、熱が出たりすることは、浄化能力が上がった証！と説明。

来店時の症状は、熱は37℃、節々の痛みもないのでまず葛根湯。

続いて頭をふると痛いのである漢方を一服。

この時点で首の後ろのコリ、頭痛は消滅。

締めは、小柴胡湯。すると・・・

今度は、うるさい咳払いをし始めたのです。・・・つづく。

50代前半女性、朝一の電話。

症状は・・・

首の後ろのコリと熱。

漢方飲み始めて、4か月。

以前、風邪の漢方も持っておいてと言ったら、

私、風邪引かないからいらないと断られたのです。

そういう人に限って風邪を引いてしまうから不思議です。

熱は、38.5℃あるという。

会社も休み、だるくて私の店にも行けないという。

そこでなんとか持っている漢方で起きられるようにと。

ある漢方があるか聞いてみると、運よく1包だけあったのです。

その漢方を飲んで店に来られたら来てください！と言って

電話を切ったのです。

起きられるようになればと思って待っていたら、

午後3時ごろ来店。その漢方を飲んだら食欲も出て起きられたとのこと。

・・・つづく。

30代半ば女性のゲップの漢方相談。

漢方飲み始めて1年。

半夏厚朴湯と桂枝茯苓丸を一日一回飲んでもらい、

肩こり、めまい。喉の違和感もなく調子よくなった人。

最近、食べ過ぎていないのにゲップが良く出るという。

みなさんの食べ過ぎていないというのは当てにならないので、

半夏瀉心湯を飲んでもらうと、苦くて飲みたくないという。

そこで、質問、

「何かトラブルでもあった？」

・・・「はい、そういわれればそのあとゲップが出ているのかも？」

もう一つ質問、

「他の症状は？」・・・「胸の奥のほうがおかしい。」

「胸の奥のほうから出てくる感じかな？」・・・「そうかも？」

そこである漢方を飲んでもらうと飲みやすい。

1週間後、胸の奥の異変とゲップが治まったとのこと。・・・やれやれ。

ゲップにもいろいろな種類があるものです。

・・・またまた勉強になりました。

30代前半女性の鼻水の漢方相談。

漢方を飲み始めて8年のベテランさん。

鼻水が止まらないので小青竜湯や麻黄附子細辛湯、

アイスが好きなので人参湯を飲んでも止まらないという。

そこで質問、「他に気になる症状はない？」

・・・「なんとなく喉がイガイガする！」

そう来ましたかという感じで、自信があったので、

ある漢方を2包飲んでもらうと「甘くておいしい！」

15分ぐらい話をしていると、鼻水も止まり、喉も潤ったとのこと。

さて、どの漢方を2包飲ませたでしょうか？

正解者500㌽。

50代半ば女性の膝の痛みの漢方相談。

体格はポッチャリ。

左膝がはばったく、膝頭が階段を上る時に痛いらしい。

左肩も痛く、50肩だからそれはいいので膝を治してほしいとのこと。

常にペットボトルのお茶を飲んでいるという。一日2本。

左側なのでまず小青竜湯を飲ませようと思ったのですが、

食べるとすぐにお腹がいっぱいになるということなので、

なんとか漢方も2杯で決着なくては・・・

両膝を触ってみると若干ではあるが左膝のほうがむくんでいる。

まず防己黄耆湯包を一服。

そしてとどめにある漢方を飲んでもらい、10分後、

当店の段差を上り下りしてもらうと、「あっ、大丈夫！」。

「左肩は、どうですか？」・・・「痛くなし、重みもない、不思議？」

さて、どの漢方を飲ませたでしょう？

ヒント・・・立ち仕事をしている人。

正解者1000㌽。

消費税も上がったので大サービス。奮って参加してください。