咳 市販の咳止めを・・・

50代前半女性のせきの漢方相談。

2か月前から咳が止まらず、病院では、市販の咳止めを飲んで

様子を見るといわれたらしい。

(病院は診断だけ?私も診断だけならどんなに楽か!)

その他の症状を聞いてみると、便秘、腰痛。

話をすると咳が止まらなくなる。

確かに話しているときに、コンコン!

コンコンの咳の状態から渇いた咳。

まず麦門冬湯と一服してもらうと、少し改善。

そこで質問。

「夜トイレに何回起きますか?」・・・「咳で2回トイレに起きます。」

「そのとき、水飲みます?」・・・「はい!」

そんな時によく使う漢方を飲んでもらうと、「酸味があっておいしい!」

その後30分ぐらい話をしていても一回も咳はでませんでした。

「腰の痛みはどうですか?」・・・「なんかいいみたい!」

そして一言、「もっと早く来ればよかった!」。

またまた嬉しい言葉いただき感謝!

咳と腰痛が同時に治るなんて、漢方って不思議!そんな言葉もよく聞きます。

 

出来事と食べ物 不安や怖いことが・・・

私たちは、自分の食べたいものを食べていますが、

実は、カラダが欲する場合があります。

それは、感情です。

感情が穏やかで平穏な人は、あまり甘いものを食べません。

不安・恐怖・イライラがある人は、甘いものを好みます。

感情が揺れ動く出来事があったとき、何を欲したか?

それを観察すると、自分の感情の状態を把握できます。

不安・恐怖・イライラがある人は、どうしても甘いもの、

カラダを汚すものを食べてしまいます。

(台風19号のときもなど・・・そのあとの体調不良が増えました!)

漢方には、感情を落ち着かせるものがたくさんあります。

不安になったとき、怖くなったとき、イライラしたとき、感激し過ぎたときなど、

それぞれ漢方が異なります。

お守り代わりに、漢方を揃えておくことを提案いたします。

足の冷え 今度は足の冷えが・・・

昨日の同じ女性の足の冷えの漢方相談。

大柴胡湯で頑固な肩こりが解消。

今度は、足が冷えるとのこと。

お腹の冷えが小建中湯で改善したため、

足の冷えが気になるのは当然のこと。

実は、最初から冷えがあったのですが、

一番冷えているところが気になるもの。

その冷えが取れたので足の冷えが強く感じるようになるものです。

「痔になったことはありますか?」

・・・「冷えるとよくなる!」(いぼ痔)

となると当帰建中湯といきたいところなのですが、

もう一つ質問、「むくみは感じます?」・・・「はい。」

そこで冷えむくみによく使う漢方を一服。

すると、さらに首と肩が楽になり、足が温かいという。ドンピシャかな!

肩こり くいしばりが・・・

20代後半女性の肩こりの漢方相談。

最初の相談は、お腹の冷えと張り。

お腹の冷えは、小建中湯、張りは、桂枝茯苓丸で取れた人。

今度は、肩こりが桂枝茯苓丸を飲んでも治らなく辛いという。

以前にアゴが痛くなったことがあるので四逆散。

ところが苦くて飲みづらいという。あれっ?

10分後、肩は少し楽になったというものの、

何か気をつかって楽になったと言っているのかも?と思い、

質問開始、「お風呂に入る時にいっぺんに脱いでそのまま洗濯機?」

・・・「全部一緒に脱いでそのまま洗って、干すときにわける!」

そっちか!と思い、ある漢方を飲んでもらうと、

「こっちのほうが飲みやすい!」

肩から背中が温まり、残っていた肩こりも解消!

「楽になった!」今度は本音。人は見た目ではわからないものです。・・・つづく。

胃が気持ち悪い 吐き気もあり・・・

30代後半女性細身の胃の不調の漢方相談。

症状は・・・

胃が気持ち悪く、吐き気もあり、油ものも食べたくない。

みぞおちも押してもらうと、押したくない!

これだけ症状がそろえばメインとなる漢方は、決まり。

まず、半夏厚朴湯を飲んでもらうと、

「なんか喉がスッキリした感じがする!」(やっぱり詰まっていたか!)

「今、不快な症状はないですか?」と聞いてみると、

「食べたものが動かない感じがする。」

そこで平胃散を飲んでもらうと、「これ、まずくて飲めない!」

・・・あれ?おかしいなと思い、もう一度質問、

「今、胃はどんな感じ?」

・・・「なんかキリキリしている」(そっちか!)

そんな症状に効く漢方を一服。

すると、飲みやすく、5分もしないうちに、キリキリ解消!

最後にベースなる漢方も飲めたので、一件落着。

キリキリした胃の痛みによく使う漢方は?

正解者500㌽。

肩甲骨の痛み 甘いものの取り過ぎは・・・

50代後半女性の肩甲骨の痛みの漢方相談。

中指の痛みと強ばりが小建中湯でよくなった人で、

調子が悪くなると小建中湯を飲んでいる人。

最近は、肩甲骨がたまに痛くなり、柴胡加竜骨牡蠣湯で

よくなっていたのでしたが、

「15番(柴胡加竜骨牡蠣湯)を飲んでも肩甲骨の痛みが取れない」との電話。

そこで質問、「甘いもの食べ過ぎなかった?」

・・・「私の家に隠しカメラでもあるの?」

「先日つけておきました!」と冗談をいいながら、

ある漢方を飲んでダメだったらまた電話して!

15分後、肩甲骨の痛みが取れました!とメール。・・・いいね!

甘いもの、炭水化物の食べ過ぎは、血液がベタベタになりますので、

血液サラサラになる漢方を飲んでおきましょう!

どれを飲んだらよいのかわからない人は、店頭まで。

 

だるさ2 食べ過ぎも・・・

昨日の続きの30代後半女性。

漢方飲んで3日でだるさは、改善。

しかし、今度は“こめかみ”が痛い!という。

そこで、みぞおちを押してもらうと、痛みと吐き気があるという。

このタイプの人は、一度に食べられない人が多い。

しかし、元気をつけようと無理に食べているので、

胃が悲鳴を上げているわけです。

その結果としての“こめかみ”に痛みを発生させて、

本人に気づかせようとしているのです。

そのサインに気づけるようになると様々な症状も怖くなくなります。

カラダが行っていることは、すべて正しいからです。

ちょこちょこ食べる人によく使う漢方で言うまでもなく即座に頭痛は改善!

食べ過ぎることで“体力”を落としてしまうということもあります。

・・・そして昨日書きましたように、

真武湯状態になりだるくて起きていられなくなります。

だるさ1 食べるのも疲れるほど・・・

30代後半女性のだるさの漢方相談。

1年ぐらい前からだるくいつも寝ていたい。

食べるときに口を動かすのも疲れる。

座っていてもだるい。

朝、関節がこわばっている。

とにかく元気になりたいとのこと。

まず半夏厚朴湯と黄耆建中湯を飲んで縦のラインを立て直すと、

この時点でかなり声に力が出てきたのでとどめの漢方を何にするか?

そこで質問、「夏でもリップ塗りますか?」

・・・「一年中塗ります!」

そこで血液に栄養を与える漢方を飲んでもらうと・・・

目がはっきりみえるという。

3日後来店、具合の悪かったの?というぐらい元気になったという。

しかし、今度は、こめかみが痛いという・・・つづく。

遺伝子 未体験の・・・

今回の台風19号は、昭和33年以来の大型台風だとか?

なんとかそれてくれないかと願うもやはり予定通り関東直撃。

被害にあわれた人にはお見舞い申し上げます。

昨日は、誰もこの台風では来ないと思いつつも開店。

できることは掃除かなと思い掃除をしていると、

ピンポーン!こんな雨風の日に誰かな?

みるとなんと!私の両親。

「こんなときにどうしたの?」

なにか急用でもあったのかと。

すると、「障子紙あったよね?」と父親。

・・・「倉庫にあるけどなんで今?」(こんな湿度がある日に張り替えなくても・・・)

よくニュースで嵐の日に出かけて被害にある人がいますが、

私の親も同じ?低気圧で氣が昇ってしまったのか?14or53、11?

「もう今日は家の中にいて!」とお願いするのでした!

私も大雨が降ると近くの川の水位を見に行きたくなるのは、父親の遺伝なのかも?

とりあえず無事に家に帰ってくれたことを確認。やれやれ。

足の張れと痛み3 落ち着いているように・・・

30代前半女性の漢方相談のつづき。

10/10のひとりごとでも書きましたが、たくさんの症状がありました。

それをひとつ、ひとつ改善してきましたが、

背中側の痛みと不眠をなんとかしたいもの。

そこで質問開始、大便と小便の状態を聞いてみることに。

すると、下痢しやすく、小便も近いという。

さらに質問、「冬になるとスネにクリームを塗りますか?」

・・・「いや、夏でも塗っています!」

感情の波が激しい人によく使う漢方を一服。

「これが今までで一番おいしい!」

(落ち着いているようにみえるのになぁ~人は見た目ではわからないもの)

次に背中側の痛みと腰の痛みをやっつけることに。

どんな感じが聞いてみると、「背中と腰が重い感じ!」

そこで2つの漢方を飲んでもらい10分後。

「首こりと肩甲骨と腰が軽くなった!」・・・これでほとんど解決かな?

今度は2週間後来店、足の張れと痛みもないし、良く寝られているとのこと。

これでその他の症状も再発しなければよいのですが

・・・これから寒くなるので心配。