漢方を飲んでいて慣れてくると、その日その日で
合う漢方が変わるのが誰もがわかるようになります。
先日も40代の女性が、右腕が痛いといってこられたときは、
考えすぎによる血流不良で、続命湯で改善しましたが、
正月明けまた痛いというのです。
今度は続命湯飲んでいるのに改善しないとのこと。
そこで、私は何か変わったことがあったのかと思い聞いてみると「何もない!」。
質問をかえ「我慢していることは?」
「特にない!」としばらく沈黙の末、「しいて言えば仕事かな?」
我慢しながら仕事をするのは一番良くないことで様々な症状が出るものです。
それを本人は、まったく気がつかないから整形外科に行っても、
マッサージに行っても治らないのです。
原因は、精神的ストレスだからです。
そこで精神的ストレスによく効く漢方を飲んでもらうと、以前は飲めなかったのが、
今回は、「味がしない!」。
5分後「あれ?痛みがない!」・・・やはりストレスだったのです。
登校拒否の学生が学校に行こうとするとお腹が痛くなるのと似ています。
その人は、明日から会社に行くのが嫌だったのです。
それで仕事で使う右腕に拒否反応が出たということです。
そんな人は、たくさんいます。
どこに行っても治らない人は、是非漢方をお試しください!