最近、漢方相談していて気がついたことがあります。
それは、氣の毒です。
よく「それは、それは気の毒ですね!」といいます。
漢方的にいうと、氣が毒されたということ。
氣=エネルギー。
その人のエネルギーがマイナスになると“氣”が“毒”で増えます。
プラスのエネルギーが増えると、カラダは、元気に向かい、
マイナスのエネルギーになると病気や症状が出るようになっています。
マイナスのエネルギーを浄化する生薬のなかに、“紫蘇葉”があります。
紫蘇には、毒消し作用があります。
半夏厚朴湯や香蘇散は、氣の漢方として有名。
現代社会では、食べ物、人間関係などでどうしても毒されます。
まずは、氣の毒を消すこと。
私が、半夏厚朴湯を良く使うのは、その人が「氣の毒」に
ならないようにするためでもあります。
「気の毒な人」にならないように・・・合掌。