鼻水・くしゃみ  余分な水分が・・・

今の時期花粉症で一番多いのが、鼻水・くしゃみ。

これは余分な水分があるということ。

その水分が上にあがってくると不快症状になります。

頭蓋内にくれば、めまい、頭痛。

左肩に上がれば左肩コリ。

目に上がれば目やに、涙目。

そして、鼻に上がったのが、“鼻水・くしゃみ”。

余分な水分をもっているということは、冷えもあるということ。

一番多い冷えは、胃と腸なのです。

胃と腸の余分な水を取り去り、温めることで冷えがなくなり、

上がってくる水がなくなることで鼻水・くしゃみがなくなります。

花粉症の人は、胃腸に水をためないような漢方が必要です。

くれぐれも夜遅くの食事、甘いものを控えましょう!

なぜ甘いものがだめなの?・・・つづく。

頭がクラクラ揺れる テレビをみると・・・

30代女性の頭がクラクラ揺れるという漢方相談。

テレビを見ているとき、車に乗っているときに信号待ちのときに、

頭がクラクラして揺れるというのです。

そこで質問。

「光がまぶしいですか?」・・・「はい!」。

そこで店の蛍光灯を見てもらうと、まぶしそうな目をするのです。

そんなときに使う漢方を一服。

5分後、もう一度蛍光灯を見てもらうと、「まぶしくない!」。

来店のときは、クラクラ揺れる症状がなかったので

確認はできませんでしたが、1週間後来店時に

「テレビを見てもクラクラしなくなった!」とのこと。

これは、光によるクラクラであることは間違いないのですが、

もうひとつ治す漢方があるように思うのです。

そこで問題。

飲ませた漢方とおおもとになる漢方は何が考えられるでしょうか?

わかった方は、店頭まで。

正解者は、今回1000ポイント進呈(難しいのでポイント高くしました)。

 

新雪スキー 気分がいいと・・・

昨日、雪が降るという予報を聞いて朝一でスキーに。

案の定新雪。

しかも雪質がこの時期にしてはベスト。

12時から店を開けなくてはいけないので、1時間15分の滑走でした。

しかし、久々の新雪と平日のためガラガラたったので

日曜日にはできない大きなターンで滑ることができたのです。

フカフカの雪で何とも言えない気持ち良さ。

早起きしたので帰り眠くなるかと思いきや、まったく元氣。

11時30分に店に到着してすぐさま洗車。

食べなくなって4日目だというのにカラダが軽いこと軽いこと。

楽しいこと、好きなことをするときはカラダも想像以上に動くものです。

実は、今週の月曜日からファスティングをしています。

そのことについては後日書きます・・・こうご期待!

花粉症の鼻水  小青龍湯を飲んでも・・・

70代半ば女性の漢方相談。

以前、冷えと腹痛のときに漢方で良くなったのですが、

その後は、治ったからいいといって何も漢方を飲んでいなかったのです。

頭の良い人で鼻水、くしゃみに小青龍湯と私が言ったのを覚えていて

飲んでみたものの止まらないというので来店。

しばらく漢方を飲んでいないので、こうなると一からやり直し。

本人の性格上、症状が治まればそれでよく、

体質改善は望んでいないということは、

相変わらず変わらないので、鼻水だけをとめることに。

くだもの、生野菜がカラダによいと思い込んでいるようで、

毎日食べているという。(以前毎日はやめなと教えたのですが・・・)

まず小建中湯でお腹を温め、次に小青龍湯にある漢方を足して飲んでもらいました。

小青龍湯の袋を破っているときに・・・「えっ?それ飲んだけどだめだったのに」

というので、「私の入れる小青龍湯は効くんです!」と一言冗談。

(実は冗談ではなくお腹に栄養と冷えを取っているので効くのです。)

なぜ、小青竜湯にある漢方を足したのか?

ヒント、それは、年齢のわりに活動的でジムにも通い、よく動く人だからです。

さて、足したある漢方とは?

わかった人は、店頭まで。正解したら500ポイント進呈。期限3/11まで。

生理痛と頭痛 下腹と側頭部の・・・

40代半ば女性の漢方相談。

症状は、生理痛と頭痛。

生理で朝からチカチカしてふわふわするという。

痛む場所は、下腹部と側頭部が痛いという。

もう3年も漢方を飲んで自分で治せるようになった人。

「ところでどの漢方を飲んだの?」と聞くと、

「チカチカして頭を振ると痛いので53、生理痛なので21」。(ちよっと違うな?)

「昨晩はよく寝られた?」・・・「何回か目が覚めた!」。

「昨日甘いもの食べなかった?」・・・「チョコとケーキ食べた」

「だって生理になると甘いものが欲しくなるんだもの!」

・・・正当化しようとする?

そこでまず真武湯を飲ませ下腹部の痛みからある漢方を飲んでもらうと、

10分後目が明らかに開き、頭を何回も左右に振るのです。

「もう治ったね!」・・・「あら?そういわれれば!」・・・はい、解決。

さて、とどめの漢方はなんでしょう?

わかった方は、店頭にて答えてください!

正解者に500ポイント差し上げます。期限は、3/9まで。

 

肩甲骨のコリ 心臓が疲れていても・・・

肩甲骨のコリを訴える人のほとんどが睡眠に問題があります。

寝ていても眠りの深度が浅いのです。

つまり、熟眠が出来ていないということ。

なぜ熟眠が出来ていないか?

それは、夜遅くに食べるからです。

夜遅くに食べると夜中に目が覚めなくても熟眠ができていない

→カラダが修復しない→心臓に負担がかかる→肩甲骨がこる。この流れ。

いやいや動悸なんかしたことがないという人も肩甲骨が凝る人は、

ずっとそのままにしておくといずれ心臓疾患にかかる確率がかなり高くなります。

肩甲骨が凝った時に使う漢方を飲んでまずコリをほぐす。

もっと大切なのは、空腹睡眠をして熟眠をすることです。

不快症状や病気になるほとんどは満腹睡眠が原因です。

ウイルスと細菌の違い2 生物の定義とは・・・

生物の定義とは・・・

  1. 自分で食べたものをエネルギーにできること。
  2. 体内環境を調節できること。
  3. 子孫を残せる能力を持っていること。

細菌は、1~3を満たしますので「生物」。

ウイルスは、3しか満たさないので「生物ではない」。

ウイルスは、私たちや動植物などに入り、その動植物の栄養や遺伝子をかりて、

増殖するだけの「物体」なのです。

では、病院で風邪やインフルエンザのときに抗生物質が出るの?

気休め?・・・(少しあるかも?)。

ウイルスに感染して体力が落ちて細菌に

二次感染したときのために処方されるものです。

ウイルスには抗ウイルス薬が処方されます。

どちらにも対応できるのが漢方であることをお忘れなく!

ウイルスと細菌の違い1 抗生物質はウイルスには・・・ 

先日、こんなやり取りがありました。

「抗生物質は、風邪には効かない」と言ったけど「なんで?」との質問。

・・・「風邪は細菌ではなくウイルスなので」と返答。

すると「ウイルスと細菌の違いは?」とさらに。

・・・「ウイルスは生物ではないから。」と返答。

抗生物質は、「生物に対して抵抗を示す薬」だから。

なかなか困らせる質問でした・・・

(興味を持って聞いてくれていることなので嬉しかったですけど)。

明日は、生物の定義です。・・・つづく。

カルシウムと血圧 余り過ぎでも・・・

カルシウム値は、加齢によって変動します。

では、カルシウムが不足すると血中カルシウムはどうなる?

下がる?

実は上がるのです。

カルシウムが慢性的に不足すると、カラダは?

そうです、「骨を溶かしてカルシウム濃度を保とう、

食事から取ってくれないから多めに溶かそう!」とするのです。

その結果として上がってしまいます。

過剰なカルシウムは血圧を上げます。

血圧と骨粗鬆症は関係があるというわけです。

朝鮮人参 なんにでも効く? ・・・

40代半ばの女性、漢方を飲み始めて2年、

いろいろな症状が取れ漢方の良さがわかり始めて、

ことあるごとに漢方相談に来られるのですが、

先日、どうしても血圧が下がらないというのです。

もしかして、漢方のほかに健康食品でも飲んでいるのでは?

と思い聞いてみると・・・

「朝鮮人参をずっと飲んでいる。」というのです。

以前、朝鮮人参で血圧が上がった人がいたのでやめてもらうことに。

それから2か月後、血圧が下がった!との報告。

「だって朝鮮人参は、血圧にもいい!と書いてあったのに」

このような誤解を招くようなチラシに騙されないようにして欲しいものです。

私より、チラシやインターネット、テレビの信頼度が高いようです。・・・反省。