花粉症の鼻水漢方 小青龍湯を飲んでも・・・

30代男性の花粉症の鼻水の漢方相談。

まず一声が「ここんちの小青龍湯は効くと聞いたんで来ました!」。

たしかに当店のJPSの漢方は自信を持って他のメーカーより効きます。

しかし、それも選んだ漢方ありきのこと。

詳しく聞いてみると、小青龍湯で少し鼻水が治まるが、

鼻の中のグジュグシュは取れないという。

顔からして桂枝加黄耆湯体質なので飲んでもらい、

すぐに当人期待の小青龍湯を飲んでもらうと、

5分後、「すげぇ、ホントに良く効く、鼻のグジュグジュが取れた!」と大喜び。

このように病名漢方には限界があるのです。

いかにその人の体質に合う漢方を見つけるかが大切。

一方でその場しのぎを望む人がほとんど。

体質改善なんかめんどう、食の不摂生は改善したくない。

その場しのぎは、結果的にはお金の面でも損をすることになります。

できれば漢方を知ることで自分の生活、考え方の間違いを

正してもらいたいものです。

コードレス掃除機 こんなにいいとは・・・

先日、コードレス掃除機を買ってみました。

私は機械にうといのでどうしても最新式には抵抗があるのです。

しかし、電気さんに勤めているお客さんからの勧めで使ってみることに。

最近老眼が入ってきて細かい字が読むのも面倒になり、

説明書も読まずに組み立てることに。

しかし、やっぱりわからないので読むはめに。

なんとかセットできて充電器に差し込むとすぐに充電開始。

翌日、使ってみると、すると、コードレスなので吸い込みは

大したことないとの予想に反して、

充分、またコードもないのでコンセントの差しかえもすることなく、

コードも絡まず、スムーズに77畳の道場、女子トイレ、男子トイレ、

更衣室などすべての部屋を掃除。

かかること20分。・・・コードがあるより5分ぐらい早い。

技術革新が日々進んでいる今日、新しいモノをめんどくさがらず、

ボケ防止のためにもどんどん使ってみようという気持ちにさせたのでした。

これで掃除嫌いの私が変わるか?・・・こうご期待!

下腹ポッコリ 漢方飲んで1週間で・・・

30代女性の冷えむくみの漢方相談で1週間後来店。

「漢方飲み始めて1週間で5kgも体重が減った!」「なんで?」

との質問に、「それぐらいは全然不思議ではないよ、普通!」と答えると。

不思議そうな顔しながらも少しにやけている。

食事制限をしないで5kgも痩せたことがない人の場合、

不思議な出来事でごもっとも。

「老廃物と余分な水分が出ればそれくらいはまだ序の口ですよ」

「お腹の中には体重の10%の老廃物が溜められるのですから!」

すると、「えっ!?まだまだやせられるの?」・・・「はい!」

私から見てお腹のポッコリが少し減ってはいるもののまだ3kgはあることを

伝えると、本人は、下腹がポッコリが減ったことには気がついていない様子。

女性は、体重ばかり気にしています。

体重よりも外見ですよ!

だって、「私は、○○kgです」と背中に貼っていませんから。

急性胃腸炎 下痢を止めると・・・

40代半ば女性の下痢止め後の症状。

もう4年も漢方を飲んでいる人でだいぶ漢方を理解したくれていると

思っていましたが、今回、夜中に下痢をして黄芩湯を飲んでも

お腹が痛かったらしく、待ちきれず下痢止めを飲んで寝たという。

すると翌朝、気持ちが悪く、吐き気、頭痛で苦しいとの電話。

「下痢止めを飲んだの?」・・・「はい!」

「そこは9番飲まなかったの?」・・・「飲まなかった!」

黄芩湯で下痢は楽になったのものの腹痛が止まらなかったので、

下痢止めを飲んでしまったらしい。

まだまだ漢方の力を信じ切れず、化学薬に頼ってしまった自分に

罪悪感もあるという。

もともと、あわてんぼでせっかちなのですぐに治まらないと、

気が治まらない性格から仕方がないことと私は理解していますと説明。

こんなときにリセットする漢方を飲んでもらうことに。

すると吐き気と頭痛が治まったとの報告。・・・やれやれ。

下痢は、正しい反応で止めると毒が全身を回ることがあります。

ちなみに黄芩湯は、下痢止めとは違います。

結果的に下痢が治まるだけです。・・・念のため。

後鼻漏 風が長引き・・・3/17

30代半ば女性の鼻の奥のグジュグジュの漢方相談。

風邪を引き、咳が止まらなくなって麦門冬湯でよくなったら、

今度は、鼻の奥のグジュグジュが喉に回るとのこと・・・後鼻漏。

まず半夏厚朴湯を飲んでもらうと、喉の違和感は緩和。

続いて桂枝加黄耆湯で鼻の奥のグジュグジュが改善。

風邪の処方で乾かし過ぎるとから咳になり、

今度は潤いを与えすぎるとあふれ出る?

この人の場合は、風邪の初期は、桂枝湯または、桂枝加黄耆湯から

始めなくてはいけないということでした!・・・反省!

たかが風邪、されど風邪、風邪が完璧に治せるようになった

腕が上がったということになります。・・・まだまだ発展途上かな!

めまい、ふらつき 目がハッキリしない?

60代半ば女性のめまい、ふらつきの漢方相談。

漢方飲み始めて1年。

だいぶ使い方を覚えていただき、自分で治せるようになった人。

しかし、体力がついてきたこともあり、かなり年齢の割には活動的に

なってきていたのでやり過ぎなければいいなと思っていたのです。

今回は、初めてめまい、ふらつきという電話なので

某メーカーの真武湯を飲むように指示。

ところが効かなかったようで来店。

そこでJPS製の真武湯を飲んでもらうと、カラダも温まり、目がスッキリ。

すると今度は、頭が重いという。

余分な水が頭だけ残こっていると考えよく使う漢方一服。53

「これ美味しい!」・・・5分後頭もスッキリ。

これで終わるのかと思いきや、今度は首の後ろが凝っているというのです。

どうも風邪を引いている様子(本人は風邪でないと言い張る)。

念のため葛根湯を飲んでもらうと首の後ろのコリも取れ全て解決。

続命湯を飲ませなくて正解でした。

足裏異常 ふわふわする・・・

70代半ば女性の漢方相談。

2年前に大腸がん手術、半年間抗がん剤治療。

抗がん剤投与してから手足のしびれと足裏の異常があるという。

まずは、足裏異常から。

「足の裏にスポンジが挟まっているようでふわふわする」とのこと。

もうご存知の漢方です。

飲んで10分後、「スポンジが薄くなっていく~」と驚きの様子。

とりあえず3日間飲んでもらうことに。

さて、しびれはなにで取れるかな?

わかった人は、店頭まで。

正解者には後日1000ポイント進呈。

ふるって参加してしてください!

肝の低下サイン サインを見逃さず・・・

春は肝の症状が出やすくなります。

では、サインは?

・気分低下

・イライラ

・まぶたが青い

・生理痛がひどい

・目が疲れる、かすむ

・肝臓の数値が悪い

・もたれる

・太るなど。

これら3つ以上当てはまったら要注意。

肝臓に必要なのは、アミノ酸。

糖や脂肪は、蓄えられますが(溜めすぎの人が多い)、

アミノ酸は、貯蓄できないので毎日補給いることが大切です。

春と肝 肝とは・・・

漢方でいう「肝」とは・・・

肝臓だけではありません。

・胆嚢

・目

・筋肉

・血液

・自律神経などを含みます。

では、肝がやみやすい季節は・・・

春、つまりこの時期です。

特に女性は、もともと「肝」が病みやすく、春に症状がでます。

肩こり、頭痛や筋肉の痛みなどの症状は、

肝臓系が弱ってでる症状です。

また、植物や動物は、冬に溜った毒素を外に排泄して、

成長の時期でもあるのです。

クリスマス、忘年会から正月、新年会、

バレンタイン、ホワイトデーなどのカロリーオーバーになる行事だらけ。

人間においても冬にカロリーオーバーになった毒を排泄する時期。

弱った肝臓を強化する時期でもあります。

花粉症と甘いもの  チョコレートを・・・

この時期、花粉症で苦しんでいる人へのアドバイス。

“甘いもの、糖分の取り過ぎ”に気をつけること。

では、甘いものというとチョコレートを思い浮かべると思います。

他には、果物、ご飯、麺、パン、日本酒、ビールなど。

先日もある人が、気がつきました。

「チョコレートを食べ過ぎたら鼻水が出てきた!」と。

何事も試してみるといい。

甘いものは、水分を引き寄せるという性質があり、

その過剰水分がカラダを動かしたりして尿で排泄されてしまえば

よいのですが、使われないと不調となって現れるのです。

また、甘いものの取り過ぎは、腸にもよくありません。

お腹が張ったり、ガスが発生する原因の一つでもあります。

糖質ゼロの人工甘味料が入ったものも要注意です。

とにかくこの時期カロリーオーバーにならないように気をつけましょう!