隠れ冷え2 どのような症状が・・・

冷えを自覚している人は、少ないのですが、

つぎのような症状があれば、どこかに冷えがあります。

・体温が低い。

・花粉症がある。

・風邪を引きやすい。

・頭痛がある。

・肩こり、腰痛などの痛みがどこかにある。

・顔、手足がほてる。

・夏は、シャワー。

・下痢、便秘がある。

・急に汗がでる。などなど・・・

このようにほとんどの症状は、どこかに冷えがあります。

その冷えを見つけて漢方を飲むことで様々な症状が改善します。

まずは、どこが冷えて機能低下を起こしているかを探しましょう!

隠れ冷え1  冷えている自覚が・・・

隠れ冷えとは・・・

自分が冷えているという自覚を感じている人は、

実は、ごく少ないのをご存じでしょうか?

本来私たちのカラダは、“頭寒足熱”の状態が正常ですが、

“頭熱足寒”の状態の人がほとんど。

しかも、そのようになっていることすら気がつきません。

言い換えると、「最近冷える」と感じる人は、

最近ではなく、以前からずっと冷えがあったということ。

今現在、自分は、冷えはないという人もチェックをしてみましょう!

どのような状態が冷えがあるのかは、明日・・・つづく。

感覚麻痺 太ももがしびれて・・・

60代女性の右太もものしびれと感覚がないという漢方相談。

そのほかの症状は・・・

左腕の痛みと肩こり、首コリ。

上半身は、左、下半身は右に症状が出ているということ。

水はけを良くする漢方と血液の質を良くする漢方が必要だと考えて、

まず首の後ろのコリを取ってみることに。101

続いて水はけをよくする漢方を一服。25

この時点で左腕の痛みは消失。

しかし、太ももは変わらないという。

太ももの左右の硬さを見てもらうと明らかに右太ももが“カチカチ”。

指先もささくれがひどい。

このことから2つの漢方を選び飲んでもらうと。

10分も経たないうちに感覚が戻り、右だけがあったかい!というのです。

3日後、感覚が戻り、しびれがとれたのはいいのですが、

今度は、体重が1kgというのでやせる漢方が欲しいというのです。

私としては、しびれと感覚がもどったのだからいいのでは?

しかし、太ったのは時間をかけたのにやせるのはすぐにやせたい!

気持ちはわかりますが欲しい、欲しいは、溜め込む人の特徴でもあります。

下痢2 今度はでない・・・

昨日のつづきで同じ人の話。

更に3日後、下痢は止まったが、なんか出が悪いとのこと。

下痢を治して、と言われたので治すと今度は便秘。

しかも1日出ないだけなのに、便が出ないと大騒ぎ。

今度は、旅行のときに出なくてお腹が苦しくなったらどうしょう!

ということらしい。

つまり、この人のおおもとにある漢方は何か?

ヒントは、心配性!

私の“ひとりごと”を読んでいる人ならもうお分かりですね?

もし、あなただったらどの漢方をベースに入れますか?

わかった人は、店頭まで。

正解者には、500ポイントプレゼント。

その漢方を入れたら便もスッキリ出て、安心して旅行に行くことが出来たそうです。

メデタシ、メデタシ。

下痢1 旅行があったのね・・・

70代女性の下痢の漢方相談。

昨日からシャーの下痢が止まらないとのこと。

お腹も痛いというのでまず黄芩湯を一服。

すると腹痛は、治まり、「なんかいい感じ!」というのですが、

その表情は、無邪気で子供のよう。

そこでこれはお腹の冷えがあると思い、小建中湯を一服。

すると「あれっ!下腹部がおしっこを漏らしたように温かい!」

それだけでは面白くないのでもうひとつ質問。

「腰痛持ちでは?」・・・「なんでわかるの?」

そこである漢方を飲ませると味がしないとのこと。

3か後、来店、あれ以来、下痢にならないので

旅行に安心して行けると大喜び。

普段下痢しない人が下痢をすると旅行のときに

下痢したらどうしょうと不安だったのです。・・・つづく。

頭痛 30年も前からの・・・

50代女性の頭痛の漢方相談。

高校生のころから頭痛に悩まされ、市販の頭痛薬を常用。

「どんな頭痛ですか?」・・・「後頭部が締め付けられるよう!」

この時点で更年期障害も絡んでいると判断。

しめつけをとる漢方は決まったのですが、それではつまらないので、

なんとかその人のおおもとはどの漢方かを知りたかったので、

2処方ほど漢方を飲ませて最後に締め付けをとる漢方を一服。

案の定、しめつけは、即座に消失!

しかし、まで奥に何かが隠れているのでは?・・・

10分後、今度はおでこが痛い!というのです。・・・来た来た―!

さて、今度は何でとれるか?

ヒントになったのは若いころは生理痛があり、下半身が冷えるということ。

この人の場合は、下半身の冷えは腸の冷えと考え、

腸を温める漢方とある建中湯類を混ぜて一服。

すると、おでこの痛みもスッキリ!

さて、そこで久しぶりに問題!

何と何を飲ませたのでしょう!

わかった方は、店頭にて答えてください!

正解者には、1000ポイントプレゼント。

関節リウマチ 膝まで痛くなり・・・

50代半ば女性の関節リウマチで漢方を飲んでいる人。

ここ半年は、痛みも治まり、漢方を減らして飲んでいたのですが、

この季節外れの寒暖差のためまた痛みがでて頓服を飲んでも

痛みが治まるどころか膝までも痛くなってしまい、何とかしてほしいと来店。

そこで質問、「何か変わったことはしていない?」・・・「してません!」

そう答えられると困ってしまいますが、今まで聞いていた漢方が効かないと

なると何か原因があるはずと思いしつこく質問。

するとあるヒントが・・・

「そういえば孫を病院に連れて行った!」・・・それだ!

「風邪ではないか?寝汗とかかいていない?」・・・「寝汗でた!」

風邪のときに節々の痛みに使う漢方を一服。10

するとカラダが温まり、膝の痛みも消失。

念のため免疫調節の意味合いで補中益気湯を飲んでもらうと味がしないとのこと。

帰るころには膝が痛くて引きずっていたのが歩けるように。・・・やれやれ。

風邪は、万病の元!くれぐれも風邪を甘く見ないように!

 

冷えの見分け方  頭寒足熱が基本・・・

冷えがあるかどうかの見分け方は・・・

頭寒足熱かどうか?

足が冷えると感じている人は、もちろん冷えを感じない人もいます。

例えば、ほてりがある。

これも感じない人がいます。

わかりやすいのは、足の裏がほてる!です。

生活習慣では、湯船が嫌い。

これなら私もそう!という人が?

なぜなら湯船に入るとのぼせるからです。

湯船に長く入っていられない人ものぼせがあります。

温泉に行っても、露天風呂の方が好きという人も・・・

顔が涼しいからいくらか長く入っていられるから。

本来私たちのカラダは、下半身が温かく上半身が涼しいというのか理想。

子宮筋腫と出血 大量の出血があり・・・

冷え取り漢方を実践していると、瞑眩がでるときがあります。

そこで問題があります。

毒を出すための不快症状(瞑眩)をどのようにとらえるのか?

漢方飲んだらおかしくなった!ととらえるか、

今までの不摂生のつけが来た!と毒が出るのだからそれでいい!と

思うかでカラダの反応が変わるから不思議です。

5センチくらいの子宮筋腫がある人が漢方を飲み始めて、3か月後に

1週間ぐらい大量の出血がありました。

その人は、「これで筋腫が溶けたかも?」と考え、漢方を続けて飲んでくれました。

そして、さらに一か月後検診に行くと、筋腫がなくなっていたのです。

このとき、「こんなに出血したら貧血で倒れてしまう!」と思ったら、

倒れて救急車で運ばれていたかもしれません。

その人は、食生活をがらりと変えました。

“食が変わる→心が変わる→カラダが変る”

を実践してくれたので私も感謝しています。

瞑眩の出る時期 すぐでるときと・・・

瞑眩の出る時期は人それぞれ。

すぐ出る人と1年後、あるいは2年後に出る場合もあります。

始め軽く出て、何年後かにでる人もいます。

しばらくしてから瞑眩がでるのは、毒を出す能力が高まったため。

カラダの排泄能力が高まると、今まで溜め込んだ毒を強く出そうとします。

いずれも悪いところに出ることが多く、その場所はそれぞれ。

顔や首、腕、下半身、背中、お尻など。

アトピー性皮膚炎のようになる人もいます。

特に長年お薬を飲んでいた人は、カラダも冷え、毒が溜りやすいので

様々な症状に悩まされます。

そして、またその症状を抑えるためのお薬を飲みます。

年齢とともにお薬が増えていくのが現状です。

それでも不快症状が抑えられればいいと思うか、

根本治療をしたほうがよいと思うか?です。

その毒は、長年溜め込んだものと考え、辛いとは思いますが、

食生活や生活習慣を改めるいい機会だと思ってください。