内臓と肌の色1 顔色を・・・

「顔色がいいね!」または「顔色が悪いね!」など。

顔色は誰が見てもわかります。

カラダの健康状態が顔色に出ます。

普段から顔色をチェックすることで病気の予防になります。

私も漢方相談に来た時の第一印象=顔色をみます。

その色からどの臓器が弱っているかを予測ながら漢方相談をしています。

仕事、家庭での悩みごとでも顔色や肌艶に変化があらわれます。

もうひとつ、姿勢や声にも変化があらわれますので、

毎日、鏡を見て顔色、姿勢をチェックし、

歌でも歌って声のチェックもしてみましょう!

数値は正常 人は数字でははかれない・・・

人の価値は、数値でははかれないのは誰もがわかっているはず。

しかし、なぜかカラダのこととなると数値が悪いと気にします。

数値が範囲内であれば健康なのか?

少しでもはずれるとダメ?

数値が範囲からはずれると症状が消えなくても異常なしと判断するのが西洋医学。

または、数値が一定基準になれば治ったと診断するのも西洋医学。

漢方では、たとえ激しい症状があったとしても、それは毒だしをしているので

仕方ないと考えるのです。

出す毒がなくなれば、症状もなくなって“本当の健康”を取り戻すことが出来ます。

西洋医学では、その逆でその毒を出さないようにします。

症状を抑えることのみで、毒は体内にたまったまま。

すると、その場所に再び出る場合もあるし、別の場所、別の形となって

あらわれることもあります。

その症状の根本にあるものは何か?を見つけるのが漢方の優れたところです。

不快症状を消すだけですか?それとも根本から治しますか?

一病息災 悪いところはどこもない・・・

病気の潜伏期間に気がつかず、悪いところはどこもないと

自信満々の人に限って、あっけなくこの世を去ってしまう人がいます。

とは反対にちょっとしたことで風邪を引いたり、体調不良を訴える人がいます。

一年中どこかしらの症状が絶えることなくある人は、自分は長生きできない!

と思っている人が、結構長生きしする人もいます。

言い換えると、カラダの毒だしを常にしているということに。

どちらがいいとは言えませんが、これを「一病息災」といわれています。

私は、後者のほうで幼稚園のころから、常にカラダは不安で、

いつ死んでしまうか心配でした。

それがこの歳まで大病もなく生きて来られたのは、毒だし体質なのかも?

いつまで生きられるか楽しみでもあります。

体調不良ばかりの人は、毒だし体質でよかった!

と思うことにしてみては・・・。

病気の潜伏期間2 病気が呼び込む? 

病気になる前の潜伏期間があることを理解することです。

自然治癒力という能力が衰えない限り、カラダを正常な状態に保ち、

病的に状態を追い出そうとしているのです。

ところが、その逆に病気が呼び込んでさらに病毒が溜るということもあります。

どこかに冷えを持っていると、自然治癒能力も弱まります。

すると、足元をもっと冷えしたくなったり、お腹が空いて食べても食べても

お腹がいっぱいにならなかったり、カラダを汚すようなものを欲しがったりと、

健康に悪いことが好きになってしまうのです。

更に病毒は溜りに溜り、限度を超えた時に初めて、

症状として目に見える状態になります。

その毒が血管の中、尿の中へ出たり、潰瘍や腫瘍という具体的なものに

なり病気という状態になります。

病気の潜在期間中に生活習慣や食生活、もっと深く言うと、

考え方まで変えていく必要があります。

病気の潜伏期間 症状がないから・・・

病気には潜伏期間があります。

“症状がない=健康”という方程式は、成り立ちません。

健康診断ですべてが正常という結果が出ても大丈夫とは言い切れないのです。

私の知っている人でも人間ドックのあと心筋梗塞や脳梗塞で

命を落としてしまったり、がん検診している人ががんで亡くなったり

ということが多々あります。

なぜか?

答えは簡単、病気の潜伏期間だったからです。

私たちのカラダの中には、カラダの修理屋さんが絶え間なく、

病気にならないように働いてくれています。

そして、常に正常な状態を保とうとしています。

症状や病気になる前にすでに病毒がありますが、

これらは検査では、見つけることができません。

日々のカラダの状態を観察することが最も大切です。

10連休最終日 休めたはずなのに・・・

今日で10連休も終わり、明日から仕事。

今日の夕方からなんとなく憂鬱な気分になっていませんか?

休み明けは、体調不良の漢方相談が増えます。

一つは、カロリーオーバーです。

カラダも動かさず、お酒、甘いものなどの食べ過ぎは、

カロリーオーバーになります。

本来は、休養のはずが、食べ過ぎによって疲労困憊になります。

では、どの臓器に負担がかかるのか?

肝臓です。

肝臓は、アルコール、甘いものの解毒で大忙し。

仕事から離れてストレスが解消されるはずなのに、

食べ過ぎによってかえってストレスをためてしまう人も多いのです。

今日の夜は、何も食べずに内臓を休めてみては?

花粉症と腸活  肩こりもなくなり・・・

昨日の高校生のお母さんの話。

初めて来た時にお母さんも肩こりがあるというので、

半夏厚朴湯と桂枝茯苓丸を1週間飲んでもらうと、

肩こりがなくなり、半夏厚朴湯が苦くて飲めないというので、

服用をいったんやめることに。

その後肩こりもなくなったので桂枝茯苓丸もやめることに。

そして、1か月後、息子さんのニキビが良くなったと同時に、

花粉症も良くなったのですが、なんと!

「私も花粉症がでないの!」というのです。

あれっ?花粉症の漢方飲んでないのになぜ?

「実は、私も腸活の漢方を1日一回飲んでたの!」・・・そうなんだぁ~。

お母さんも腸活していたとは。

腸活の漢方を飲んでいたので肩こりもなくなったということ。

すべてが納得!・・・メデタシメデタシ。

ニキビと腸活 腸活をしただけで・・・

高校生男子のニキビの漢方相談。

中学になってからアトピー体質になったとのこと。

花粉症も鼻水、くしゃみ、朝鼻血がでるという。

服薬は、抗アレルギー薬とステロイドを塗っている。

朝、鼻血がでる?

これがヒントとなり、ある漢方を一服。

「甘くて美味しい!」と一言。

飲んですぐお腹が温かいという。…決まりかな?

とりあえず腸活の漢方を飲んでもらうことに。

そして、1か月後ニキビが改善。

さらに、花粉症の症状が全くでなくなったという。

アレルギー体質改善は、まず腸活からと確信を得ました。・・・つづく。

10連休 みんな何してるのかな? 

ゴールデンウイークもあと4日?

いかがお過ごしですか?

前半は、旅行に行き、後半は家でゆっくりでしょうか?

家庭訪問があるので家の片づけという人もいました。

もし、自分が10連休だったら何をするのだろう?

旅行?あれっ?わからない!

今まで働き出してから、35年、連休とは無縁の人生。

いざ、休んでいいよ!と言われても何をしていいかわかりません。

習慣とは、怖いもので、今では唯一の日曜日も漢方の勉強会、

講演会などで月に1度休めれば御の字。

その休みもこれからは草刈で半日は、つぶれてしまいます。

私の場合、定年もないのでカラダが動く限り、漢方と整体をすることに。

自分が連休を取ると決めさえすればいつでも休めるのは事実。

休めないのではなくて、休んでもすることがないので、

休まないのが正しいのかも。

休みがとりたくなるような何かを令和は探してみるもいいかもしれませんね!

令和2日目 なぜか片づけを・・・

令和2日目、なぜか平成に変わっときと比べてもうすでに慣れたような気がします。

毎年この時期は、漢方相談も少ないのでゆっくりビデオでもと

思っていましたが、なぜか片づけをし始めたのです。

以前にも書きましたが、私は、整理整頓苦手人間。

令和になってどのようになりたいかを考えていたのですが、

何もこれといって思い浮かびませんでした。

ところが、“整理整頓”という課題が改めて浮き彫りになり、

それをどれだけ続けられるかが自分でも楽しみ。

整理整頓できない人は、頭の中も整理整頓が出来ていないといいます。

正しくその通りで私の頭の中は、考え事で常にグチャグチャ。

令和は、整理整頓でスッキリ行きたいものです。