鼻水と喘鳴 気管がもともと弱く・・・

昨日のお母さんの話。

「私も風邪、花粉症?かしら、鼻水がでて少しゼコゼコする」という。

以前は、半夏厚朴湯と小柴胡湯を飲んでいたのですが、

ここ1年調子がよかったので桂枝茯苓丸だけしか飲んでいなかったのです。

もともとは、気管が弱いといって飲んでいたのですが、

良くなったら飲まないもの。(みんなそうです。)

とりあえず半夏厚朴湯とある漢方を飲んで様子を見ることに。

翌日、電話があり、鼻水もゼコゼコもすぐに止まったとのこと。

しばらく、半夏厚朴湯と小柴胡湯も飲んでもらうことに。

これで家族全員治したことに。

全員すぐに電話してくれたのでうまくいったわけです。

みなさん、“早めの漢方!”ですよ。

下痢 何回も出て・・・

20代前半女性の下痢の漢方相談。

その日の午前中、お父さんから電話があり、

仕事で東京へ行き、帰ってきたら喉が痛いというので、

葛根湯と小柴胡湯を飲んでもらい、一回でよくなったとのこと。

今度は、その娘さん、下痢が止まらなく、お腹が痛がっているとのこと。

最近、ダイエットをしていたらしく、食事をしてなかったとのこと。

新型コロナが流行っているこの時期のダイエットは危険ということを説明し、

ある漢方を飲んでもらい、口も渇くというので、五苓散を飲んで様子を見ることに。

翌日、電話があり、下痢も止まり、食欲も出てきたとのこと。

しかし、今度は、お母さん。・・・つづく。

この時期にしては珍しく風邪?の漢方相談が多発!!!

みなさん、気をつけましょう!

臍上の動悸 夕方になると・・・

40代半ば男性の臍上の動悸の漢方相談。

普段は、半夏厚朴湯と桂枝茯苓丸を1包ずつ服用。

胸騒ぎやザワザワしたときのみ苓桂甘棗湯を頓服。

飲み始めてちょうど一か月。

胸騒ぎとザワザワはほとんどなくなってきたとのこと。

しかし、最近は、夕方になると臍とみぞおちの真ん中あたりで

ドキドキするという。

そこで質問、「最近、苓桂甘棗湯を飲んでいないのでは?」

・・・「はい、胸騒ぎもザワザワもしないのでしばらく飲んでないです。」

「わかりました!すぐその動悸止めますね」といって

ある漢方を一服。

飲んで5分もしないうちに、

「すげえ~、なくなった!」

こんなとき調子に乗ってどや顔をしてしまう私。

まだまだ修行がたりません。・・・反省!

臍上1

 

顎の湿疹 もう一つの漢方が・・・

またまた、同じ小学5年の男子3回目。

顎の湿疹が皮膚科に通っても一向によくならない。

「顎に湿疹ができているの?」・・・「そう、ひどくなってガサガサになっている」

「アザできやすくない?」・・・「アザだらけです!」

そうくれば桂枝茯苓丸と思い、飲んでもらうと、「苦くて飲めない。」

あれっ、おかしいな!となればこの漢方しかないと思って飲んでもらうと、

何も言わずに飲み干したとのこと。

そこで、もう一度、桂枝茯苓丸を飲んでもらうと・・(私は、結構しつこい)。

「お湯みたいで飲める!」と言って飲み干したらしい。

(5分しかたっていないのにもう飲めるように)

先日、耳のかゆみのき、何かが足りないと思ったのは、桂枝茯苓丸だったのです。

アゴから耳の外側のラインが私には、つながって見えたのです。

桂枝茯苓丸が飲めるようになれば、アゴの湿疹は、治ることを説明。

体質改善にこの子のベースは、桂枝加黄耆湯と桂枝茯苓丸ということに。

アザもできにくくなり、お風呂でのぼせなくなるはず。

それにしても、人間のカラダがすごいのか?

漢方がすごいのか?

合っている漢方が入ると、カラダの細胞が動き出し、

さらに、必要としている漢方も受け入れるから、大したものです。

そんな摩訶不思議な漢方を仕事にできて幸せこの上ない。・・・精進しなくては!

頭痛と吐き気 それから2日後・・・

昨日の小学5年生の男子が、今度は、頭痛と吐き気がするという。

耳のかゆみから2日後。

電話があったのが午後11時。

もちろん桂枝加黄耆湯は、飲ませたという。

その日は、珍しく10時に就寝していたので、少し寝ぼけながら、

まず五苓散をゆっくり飲んでからある漢方を飲んでもらうことに。

翌朝、電話があり、すぐに頭痛と吐き気がとれ、寝たとのこと。

ところが私は、どの漢方を選んだかよく覚えてなく、

「何飲ませたっけ?」

・・・「先生、覚えてないの?」

「夢だか現実だか、ごちゃまぜになってる」

ボケ?て来たのか、最近、電話での漢方相談が増え、

誰に何を出したか忘れてしまうことも多々あるのです。

覚えてなくても、治っているからまあいいっか。・・・つづく。

耳のかゆみ 耳の周りが赤く・・・

小学5年生男子の耳のかゆみの漢方相談(電話)。

両耳の外側が赤くはれて痒いとのこと。

この子は、桂枝加黄耆湯が合う子。

アレルギーかと思い食べたものを聞いてもヒントなし。

もちろん桂枝加黄耆湯と小柴胡湯は飲んだけど痒み改善せず。

「少し風邪気味では?」・・・「そうかも、気持ちも悪いといっている。」

そこである漢方と五苓散を飲んで様子をみることに。

翌日、電話があり、治まったとのこと。何か見落としているかも?・・・つづく。

肘から下の冷え2 喉を触ると痛い・・・

昨日と同じ女性(40代半ばやせ型)。

「喉の左側が触ると痛いんです。」

・・・「何飲んだの?」

「肘から下が寒くなったので58+81を飲んだの。」

・・・「風邪かもね?今治しますね!」

といってある漢方を2処方混ぜて飲んでもらい、

5分後、「触ってみて・・・」

・・・「あれっ?もう痛くない、よかった!」

「今日は、もう一回飲んでおいてね!」

さて、何と何を飲ませたでしょう?

正解者500㌽進呈。

ヒント・・・柴胡桂枝湯がベースの人。

これで一つは、もうわかりますね!

肘から下の冷え 急に寒くなり・・・

40代後半女性やせ型女性。

胃腸が弱く、少しでも食べ過ぎると下痢。

ベース処方は、柴胡桂枝湯が合う人。

疲れやストレスがあると急に肘から下が寒くなるという。

そんな時、桂枝湯とある漢方を飲むと温まることを発見。

当店のお客様は、自分で見つけてくれるので有難い。

風邪気味のときもこの2処方でよくなるとのこと。

さて、どの漢方を飲むのでしょうか?

正解者500㌽進呈。

ヒント・・・胃腸をすぐ壊し、体力が低下しやすい体質。

耳鳴り 6年前からキーンと・・・

60代後半女性の耳鳴りの漢方相談。

6年前からキーンという耳鳴り、最近は難聴ぎみ。

その他の症状は・・・

・朝起きた時のみ、めまい。

・体温35.5℃

・手足の冷え(若い時から)

・花粉症・・・目頭のかゆみ、鼻水、くしゃみ、眼球のかゆみ。

心配性なのでとりあえず半夏厚朴湯。

気圧の変化に弱く、しびれやすいので桂枝加黄耆湯。

この時点でカラダがかなり温かくなったという。

難聴ということなのである漢方を飲んでもらうと、

さらに温まり、今まで私の話を何度も聞き直していたのが

聞き直さなくなったのです。

(本人は、すぐによく聞こえるようになったのが気が付いていない様子)

そこで、あえて声を小さくして、「聞こえてます?」

・・・「あれっ、聞こえている」

「先ほどより小さい声で話したのですよ!」

・・・「そういえばキーンが小さくなったみたい!」

締めは、小柴胡湯・・・10分後、

100から20になったという・・・うまくいったな!

鼻横の痛み(奥が重くなる時) 表面と奥で飲み分ける?

昨日の続き。

20代男性漢方歴7年(昨日と同じ人)

昨日は、鼻横の痛みが表面、

今回は鼻横の痛みが奥のほうで重くなり、そこからの頭痛。

ベースは、桂枝加黄耆湯。

そのあとにある漢方を飲むと痛みと重みと頭痛が取れることを発見したとのこと。

(自分で発見してくれて、私はなんと楽か・・・感謝!)

さて、どの漢方で症状が改善するのか?

ヒント・・・パソコンをよく見ます。

正解者500㌽進呈。

この人は、7年も私の話とお客様の症状を見て、

すぐに漢方を言い当てられるぐらいになり、

是非、漢方を本業にしたら、相当治せる漢方屋さんになることでしょう!

すぐに、免許を取って当店の支店長になってもらいたいぐらいです。

これを読んでいたらチャレンジしてみてください!

(いつも読んでくれているので・・あえて)