不正出血  めまいも・・・

40代半ばの女性の不正出血の漢方相談の電話。

生理が来て大量の出血が止まらないとのこと。

「めまいは?」と聞くと、「少しフラフラする」。

とりあえず出血に使う漢方を2包と、(下血散)

血液を造る漢方を2包1日3回飲むように指示。71

翌日のお昼に電話。

出血とめまいは、止まったらしい。

しかし、また問題がという。

今度は、風邪だという。

症状は、口が渇いて寒いとのこと。

そんなときに使う漢方を飲むように指示。(発汗散)

結局持っていなかったので、昼休みに来店。

出血したり、風邪引いたり、ふんだりけったりだという。

それもこれも日ごろの不摂生のせいですよと説明。

・・・素直に納得。

生活習慣を改善してくれればいいのですが?

こめかみの頭痛  割れるように・・・

40代前半女性の風邪の漢方相談。

症状は、喉の痛みと頭痛。

頭痛は、頭が割れるように痛いとのこと。

本人いわく、風邪だと思うとのこと。

まずは、汗かき体質なので桂枝湯から。

何の反応もなし。続いて麻黄湯。

喉の痛みは、和らぐものの頭痛は改善せず。

5分後気持ち悪くなり、嘔吐。

胃腸炎の風邪と判断して柴苓湯を飲んでもうと、

吐き気は、いくらか治まったものの頭痛は改善せず。

そして、もう一度嘔吐。

あれっ?おかしいなと思い、質問。

「頭痛のときは、吐いたりする?」・・「若い時からそう!」

と話しているうちに、今度は、手足が冷たくなり、寒いと言い出す。

これは、風邪だけでなく、胃の冷えからくる頭痛?

「冷たいもの食べなかった?」・・「昨日の夜アイス食べた。」・・やっとわかった!

胃が強烈に冷えての頭痛に使う漢方を飲んでもらうと。19

頭痛もとれ、喉の痛み、声枯れもすべて解決。・・・久々に手こずりました!

節々の痛み  喉も痛く・・・

50代男性が「かぜ薬をください!」と来店。

「どんな症状ですか?」・・・「喉が痛いです。」

「節々は痛くないですか」・・「節々も痛いです」

「では、漢方ですぐ治します!」・・「えっ?」と怪訝な顔。

他のお客さんもいたので言った以上結果を出さなくてはいけません。

以前から言っているようにギャラリーがいると

燃えるタイプなのであえて自分にプレッシャーをかけるのが

くせというか好きなのです。

仕事中抜け出してきたようなので、さっさと漢方を2服47*24*8

飲んでもうと、「えっ?漢方ってそんなに早く効くものなの?」

「はい!どうしてですか?」と知らん顔して聞いてみると、

「いやなんか喉の痛みが治まってきたから?」

「節々の痛みは?」と聞いてみると、

「いいみたい!」・・・はい終了!かかった時間10分。

ギャラリーから拍手。・・・この快感は、格別です。

おそらく症状からしてインフルエンザだったことでしよう!

膝裏のつり  生まれて初めて・・・

15日の日曜日のその晩、左足の膝裏がつってしまい、激痛でした。

ふくらはぎのひきつりは、たまにありましたが、

膝裏は生まれて初めてだったのです。

その日は朝から何も食べずに動きっぱなしでした。

ゴルフのショートコースを4回も周り、

筋肉を酷使していました。

91と61は飲んでいたのになぜ?

すぐに納得。

朝からなにも食べず夕食は、午後7時ごろ、焼肉屋。

いつもは、ビール、エダマメ、ホルモン、

豚かたロース決まっていまが、その晩は、なんと焼きそばを注文。

焼きそばを食べ終えると急にお腹が空いてしまったのです。

さらにラーメンと麺類オンパレード。

そして、ビールと麺類を食べたのに、漢方を

飲むのを忘れて就寝。その結果、膝裏の激痛になってしまったのです。

カラダは、正直ですね!

飲んでおけばよかった漢方は?

・・・2と25です。

左肩痛と手のしびれ 果物好き?

50代前半女性の漢方相談。

身内の人がみな様々な症状が良くなったので、

私の左肩の痛みと手のしびれもよくなるかと思って来たという。

まず最初の質問、「枕が合わないと思うことは?」

「何個も取り替えました!」

続いて「果物が好きですか?」

「健康のために毎日食べています!」

一般的には果物が健康によいと言われています。

その通りに実践している人が多いので聞いてみたのです。

そして、首コリと左側の症状によく使う漢方を

続けて飲んでもらうこと20分。101*25

すると「あれっ?手のしびれがない!」と狐につままれたような顔。

「左肩をまわしてみてください!」

「左肩も痛くない!ずっといたかったのに」・・・はい、終了。

左側に症状がでるのは、水分の停滞、胃腸の疲れが原因の場合が

多いので気をつけてください。

 

大雪警報  手水舎の水も・・・

昨日、群馬北部にも大雪警報。

桐生地区は、パウダースノーがうっすら。

15日なので比呂佐和神社へ参りに。

すると手水舎の水が凍っているのです。

お浄めする水も冷たいので気合いをいれました。

その後、小泉稲荷神社へお参り。

ここでも水は、冷たく、手にかけるだけで凍りそうでした。

店で15日の用事を済ませると、今度は雪がちらほら。

スキーに行こうか迷いましたが、以前大雪で

岩鞍スキー場から帰ってくるのに夕方5時に出発して

桐生に着いたのが朝の5時という経験がふと蘇りました。

山をみるといかにも大荒れ。

せっかくの休みだったので、結局ゴルフのショートコースへ。

小雪交じりの中、ゴルフをしている人はいないだろうと

思いきや、結構いたのに驚き。

好きなことをしていると寒くないのでしょう!

好きなことは、寒さをも忘れるものです。

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生理中の下痢  漢方が苦く・・・

30代後半女性の便秘の漢方相談。

便秘でお腹が張り、肩こりもあるという。

桂枝茯苓丸と柴胡加竜骨牡蠣湯を飲んで3日で解決。

しかし、生理のときいつも便がゆるくなるらしいが、

今回は、激しい下痢を起こしてしまい、

桂枝加芍薬湯でなんとか腹痛も生理痛もよくなったという。

実は、生理中、柴胡加竜骨牡蠣湯が苦くなり

我慢して飲んでいたという。

必要がないと今まで飲めていた漢方がまずく飲めなくなるもの。

カラダは、必要としていなかったのです。

それを無理にカラダにいれたので余計に下痢が激しくなったということ。

生理後は、柴胡加竜骨牡蠣湯がまずくなくなって便も正常とのこと。

これを世間一般では、漢方の副作用と呼んでいます。

実は、副作用ではなく、単に柴胡加竜骨牡蠣湯の証では

なく他の証になっていたので別の漢方を飲むべきだったということです。

このようなことがあるので漢方は、錠剤ではだめということです。

 

 

冷えとヤル気 カラダが冷えると・・・

40代半ば女性の漢方相談。

一番の主訴は、ヤル気がでない。

ではヤル気とは?

「やる=うごく」という「気」がでないということ。

ヤル気は、心の問題なので、カラダの症状はなにかないか尋ねると、

冷え症、肩甲骨まわりのコリ、便秘、冷えむくみなど・・・

まず氣の流れを良くする漢方を一服。39

この時点でカラダが足までポカポカするという。

手足がパンパンということは小便も遠いのではと思い

確認すると、やはり遠いしという。

そこで冷えむくみによく使う漢方を飲んでもらう。35

すると、全身がポカポカして温泉に入ってもこのように

温まることがなかったのにという。

最後に音に敏感で良く夜中に目が覚めるということなので

とどめの漢方を飲んで終了!15.

帰るころには、なんか「やる気」が出てきたというから面白いものです。

カラダが冷えている人は、心も冷えているということです。

ありがとう写真  毎回思うことは・・・

1/8にありがとう講座が無事終了。

しかし、私はまだ終わってはいないのです。

講座中にひとりひとり写真を撮ったのを

A4の用紙に張り付けてパウチするという作業あります。

昨日、35人分がようやく出来上がりました。

ひとりひとりの表情がなんともいえないいい顔をしています。

どの写真にするのかも手間はかかるのですが、

参加してくれた皆様に感謝の気持ちでいっぱいになります。

そんな話をしていたらある人から来年は、

「私も参加したい!」と言われたのです。

なんとなくですが、ありがとう講座に参加したいという人が、

少しずつ、少しずつ増えていくような気がしています。

人数が増えていくと私の作業も増えますが、

大変になるということは、嬉しい悲鳴になるということ。

さて、来年は第12回目、何人になるか今から楽しみです。

参加してくれたみなさん、お疲れ様、ありがとうございました!

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さする 神経が再生を・・・

今朝の新聞で「さする」ことで神経の再生をうながすと、

群馬大大学院の柴崎准教授が世界で初めて発見したと発表。

柴崎准教授によると、神経細胞にあり、熱を感じるセンサーの

役割を持つタンパク質「TRPV2」が、さすったり、なでたりすると、

TRPV2が刺激部分に集まり、活性化、大量のカルシウムイオンを

細胞内に取り込ませ、神経突起が伸びることがわかったという。

整体教室でもリンパマッサージとしてカラダを優しく、さすったりします。

すると、痛みが和らぐと生徒さんから言われたことがあります。

手からは遠赤外線のようなものが出ているので手をあてるだけでも

痛みが軽減することは何度も経験してきましたが、

この記事をみてやっぱり!と言う感じです。まだまだ解明されていない

ことがありそうです。手を当てることは、「手当」になるといわれるゆえんです。