膀胱炎 お酒のおかげで・・・

40代前半女性の膀胱炎の漢方相談。

膀胱炎によくなるというので始めは、膀胱炎によく使う

猪苓湯を飲んでおさまっていました。

ほかにも症状があるので体質改善的に

半夏厚朴湯と桂枝茯苓丸を飲んでもらってから半年。

そういえば最近膀胱炎にならないので猪苓湯があまっているという。

なぜか?

この人には、お酒も飲むということなのでお酒を飲んだら

必ず飲んでねとある漢方を渡してあったのです。14

ところが、お酒を飲んだら飲むようにといったのですが、

どうやら毎日その漢方を言われたとおりに飲んでいたのです。

その漢方は、よく小便を出すので膀胱炎にもよく使うことがあります。

その漢方を飲んで小便の出がよくなり、その結果として

膀胱炎になりにくくなったということです。

それにしても毎日お酒を飲んでいたとは・・・

お酒のおかげで膀胱炎になりにくくなったということなので

何がよいかわからないものです。

 

自転車 何にお金を・・・

先日いつものようにコンビニでコーヒーを飲んで

片足立ちの練習をしていたら、かっこいい自転車が。

てっきり若い人が乗っているのかなと思いきや、

なんと75歳になる男性でした。

せっかくなのでいろいろ話を聞いてみることに。

するとその自転車の値段にビックリ!

なんと50万円ぐらいオーダーでかかったというのです。

それどころか、65歳から自転車にコリだし、かれこれ

500万円ぐらいかけたとのこと。

自転車に興味のない私にはありえない金額。

しかし、その人にとっては、極々当たり前のことらしい。

ただ体つきをみるととても75歳にみえないほどの足の筋肉。

定年後毎日、その自転車を乗って

いろいろな所へ行くのが楽しみという。

考えてみると、私もアルコールにいくらかかっているのか?

もしかしたら飲まない人からするとアルコールにそんなに

お金をかけるなんてと思っていることでしょう!

アルコールよりも自転車のほうが健康によいのに・・・反省!

片足立ち 靴下を・・・

整体の授業で片足立ちの練習をします。

前後左右に片足ずつ、振り子のように振ります。

どちらの軸足になったほうがよろけるのか?

軸足が安定しない方の仙腸関節がゆるんでいます。

両方安定しないという人もいます。

毎日少しずつ練習してみてください。

立ったまま靴下をはけるようになります。

先日もお客さんで立ったまま靴下をはこうとして

よろけてしまい、手を捻挫された方がいました。

年齢とともに衰える筋肉、普段から衰えないようにする努力が必要です。

私も最近、足の筋肉が弱くなってきたのを感じ、

毎日立ったまま靴下をはく練習をしています。

1週間もやっていると自然とよろけなくなるから不思議なもの。

もう歳だからと諦めずに衰えないも努力をしましょう!

片足立ちは、脳にも良い影響を与えます。

 

片足立ち横

 

 

 

昔の道場です。

40代のころの私です。

なつかしい。

 

肺の不調  肺がなんて言ってるの?

40代後半女性の風邪の漢方相談。

風邪を引いて桂枝湯と小柴胡湯を飲んだ結果、

熱はなく、だるさもとれたという。

喉の痛みと咳も出て、肺が変?とのこと。

「喉の痛みは、ヒリヒリ?それともイガイガ?」

・・・「どちらかと言うと、ヒリヒリ。」

「肺が変とは?肺がなんか言っている?」
・・・「何も言っていない、っていうか聞こえない!」

「ですよね!イガイガするとか乾いているとかね?」と聞くと、

「そういわれると蒸気を吸いたい気分」・・・そういうこと!

ということは渇いて乾燥しているということなので、

「もしかして気管支のあたり?」と指で場所を示すと、

当たり!そこは肺ではなく気管支でどちらかというと喉ですよ!と説明。

マイコプラズマ肺炎によく効く漢方と気管支の渇きに効く漢方を2服

続けて飲んでもらうこと、5分。

「喉も痛くなく、肺も治った!」と大喜び!

肺ではなく気管支なんだけどなぁ~!・・・治ったからまあいいか!

左肩痛み 腎と心が・・・

50代前半女性の左肩の痛みの漢方相談。

2回目の来店ですが、まだ左肩が痛むという。

小青龍湯を飲むと一時的に痛みが緩和するものの、取れきれない。

果物も控え、水分も控えているのにとのこと。

前回来た時にも感じたのは、小便が遠いこと。

そこで質問開始。「目のかすみは?」

・・・「老眼のせいかよくかすむ」

「肩甲骨が痛くなることは?」・・・「よくあります。」

左側は、胃と心がからんでいるのでこれでガッテン!

同じ水がらまりでも胃ではないということ。

つまり、腎の弱りから心に影響を及ぼし、それが左肩や

肩甲骨で滞ってしまうと判断と2つの漢方を飲んでもうと。61*15

10分後、左肩の重みと気がつかなかった目の重みもとれたという。

「目のかすみは?」と聞くと、「視界が明るくなった!」とニンマリ。

初回の問診のときに左手と腕がしびれるとヒントくれていたのに、

気がつかないとは、私もまだまだ修行が足りません。・・・反省!

節々の痛み  リウマチといわれ・・・

30代半ば女性が漢方の看板を見て来店。

紹介で来る人も治さなくてはというプレーシャーが

ありますが、看板、チラシを見て来たという人はもっと大変。

漢方が効くということをわかっていないからです。

症状は、右人差し指の付け根の痛みと左足小指と親指の付け根の痛み。(リウマチとのこと)

3日間づつ漢方を出して、今回4回目の来店。

今回治さないともう来ないと思い、なんとかしなくてはと少し焦りました。

今回は、右ひじのしびれと痛みも追加。

小柴胡湯と越婢加朮湯は間違いないのですが、何かが不足と判断。

そこで気がついたのが授乳中ということ。

血液の不足があると思い、それを補う漢方を一服してもらうと

カラダが温まり、その後小柴胡湯と越婢加朮湯を飲んでもらうとすべて改善。

おおもとの漢方が入ると入らないとでは、効き目が違うことが良い勉強に。

まだまだわからいことだらけ、研究しなくては。

やせたい! むくみが・・・

30代後半の女性の漢方相談。

お悩みは、4月までにやせたい!とのこと。

「やせたい!」という悩みは女性には一番多いのでは?

答えは、簡単、自分に合った漢方は、代謝があがり、

老廃物を排泄する力が強くなり、結果やせます。

ピッタリの漢方を見つけるために何か症状が欲しいもの。

すると、足がむくむ、下痢しやすい、夜目が覚める、

極めつけは、花粉症があるというのです。

と言うことは、アレルギー体質は確定!

それを改善する漢方を見つければやせるということ。

まずは、2種類漢方を飲んでもらうと、39*24

カラダも温まり、トイレに2回も。

もうすでにむくみが取れているということ。

しかし、4月に結婚式があるというので、

それまでにやせたいというのです。

計算してみると80日で約8キロ。

1日100g減らしていく必要があります。

この場合、食事法(食事制限一切なし)と、整体も実践してもらうことに。

さて、結果はどうなるのか?

提案したものをすべて実践してもらえば簡単なのですが・・・

やせない場合、私の指導力がないということに。

右ひざ痛  23回も・・・

70代男性の右ひざの痛みの漢方相談。

2年前からひざに水が溜まり、23回も水を抜いたという。

ほかの病気はないかと聞いてみると、

糖尿病、高血圧、胃痛、便秘と合計6種類、

病院の薬を飲んでいるという。

ひざに水が溜るのは、炎症を冷やすために溜るわけで、

それを抜いてしまうということは、治らなくしているようなもの。

いままでで23回も水を抜いたという人は、初めて。

これだけ薬を飲んでいるということは、

水だけなく、血液自体にも問題があります。

それを裏付けるように、腰、肩、耳とすべて右側に症状がでている。

とりあえず、質問。

「汗をかきやすいですか?」・・・「はい。」

「蓄膿症では?」・・・「なんでわかんの?」(顔と声でわかるのです)

「夜間尿は?」・・・「2回以上は夜中にトイレに行く。」

ここまで条件がそろえばと思い2種類の漢方を飲んでもらうことに。D026*61

10分後、右腰の痛みは取れ、膝も少し痛みは取れたという。・・・今後どうなるか?

微熱 カラダがしんどく・・・

高校3年生の女の子の漢方相談。

症状は、5年前から微熱があり、

カラダがしんどくて起きられないとのこと。

まずは、質問。

「汗かきですか?」・・・「はい!」

「立ちくらみは?」・・・「たまに」

「こめかみが痛くなることは?」・・・「はい、たまにあります!」

ほかの情報としてアトピー体質だったとのこと。

この日は、頭が冴えていたのでこれだけの情報が

あれば、あとは試飲して飲めるかどうか確かめるだけ。

飲んだ漢方は、3種類。39*35*16

2番目に飲んだ漢方でカラダ全体がポカポカ。・・・当たり。

カラダが冷えていれば、しんどく起きられなくて当然。

まずは、カラダの芯の冷えを取ることが先決で

その後どのような症状がでるかでまた漢方が変わっていきます。

これで微熱がとれるかどうかです。

指の違和感 薬指が・・・

40代女性の電話での漢方相談。

左薬指の感覚がなく、なんかおかしいとのこと。

以前3人くらい薬指が動かなくなった人を小建中湯で

動くようになった人がいました。

続命湯を飲んで小青龍湯も飲んだが効果なしとのこと。

そこで小建中湯を飲むように伝えたのです。

1時間後いくらか感覚が戻ってきているけどまだおかしいとのこと。

血液系の漢方はいつも飲んでいるので考えられないので、

少ししびれもあるというので体表面の水が関係してると判断。

そのまえに質問。

「何日か前に足の裏おかしくなかった?」・・・「そういえば2日まえ痛かった!」

この言葉で2つの漢方がひらめいたので(82→D026)

飲むように伝えて電話を切ること、1時間後。

「感覚が戻った!ありがとうございます。」・・・正解!

普段から自分にとっての基本漢方を飲んでいてくれると、

何か他の症状があったときに漢方を当てやすいものです。

これでまた指の症状に関して進歩したような気がします。