実証と虚証2 12種類のパターンが・・・

実証の人は、病気と闘うエネルギー量が多いので陽病になると考えがちですが、

病気に対してなんらかの理由でエネルギーは持っているもの、

それを出すことが出来ないときがあります。

そんな時は、陰病の状態になります。

同様に虚証の人は、保有しているエネルギー量が少ない人でも、

ありったけのエネルギーを使い、病状に立ち向かうときは、

陽病の症状が出てきます。

まとめると、実証も虚証も三陽、三陰の六種類の病状があり、

合計12種類の病状があるということになります。

そのなかで古方では、漢方を選んでいきます。

たとえば、実証体質の太陽病だとか、

虚証体質の少陽病とか分けて漢方を選びます。