50代前半女性の漢方相談。
2月から漢方を飲み始めている人。
はじめの訴えは、頭痛、肩こり、不眠、ぜんそく、花粉症など。
漢方を飲んですぐにぜんそくの薬を止められたのが嬉しいとのこと。
また、今年は花粉症が、まったくないとのこと。
しかし、足の冷えがなかなか治らないとのこと。
ぜんそくと花粉症は、お決まりの小青龍湯、
肩こり、不眠に関しては、四逆散でよくなっているのですが、
足の冷えは、ダメという。
そこで、当帰建中湯を飲んでもらうと、10分もしないうちに、
足腰が温まったというので1週間分飲んでもらうことに。
そして、1週間後。
当帰建中湯は、もういいみたいと言ってきたのです。
なぜか?「ここで1回飲んだだけでもう冷えがないからいいみたい!」
・・・「できれば他の漢方に変えていただきたい」というのです。
「生理前の頭痛や生理痛、だるさにも効くので頓服で服用してください!」
と言って持っていてもらうことに。
なかなか足の冷えは、改善しないもの、改善したということは、
他の症状の予防になるのですが、その辺を
どのように説明したらわかってもらえるかが今後の課題です。