構成薬味
葛根、黄連、黄芩、甘草以上4味
効能・効果
急性胃腸炎、口内炎、舌炎、肩こり、ぎっくり腰、不眠、気管支ぜんそく、
結膜炎、涙嚢炎、顔面痛、高血圧など
これらの症状で肩こりがあるものとされている。
また、葛根黄連黄芩湯は、葛根湯と瀉心湯の合方といわれています。
麻黄剤に分類はされているものの麻黄も桂皮も入っていません。
芩連剤に麻黄が入っていると思った方がよいかもしれません。
葛根は、水分が不足して血液が濃くなり、それが原因で肩がこるのを
潤して治す作用がありますが、この薬方では、瀉心湯が主で
葛根は従であると考えた方が良いとあります。
また軽い発熱があって呼吸が苦しく、肩が凝って、汗が出て、
さらに下痢するといった症状があれば、腸炎やぜんそくであっても
高血圧であっても病名を考えずに使ってよいと言われています。