血糖値メカニズム 糖分過多になると・・・

≪血糖値コントロールメカニズム≫

1、ご飯、パンなどの炭水化物を食べると、

分解されて「ブドウ糖」になります。

2、ブドウ糖は、小腸で吸収されて肝臓に入ってから

血液中に溶け込み全身へ。

3、すると「インスリン」というホルモンが分泌されます。

4、インスリンの働きで血液中のブドウ糖は、脳や筋肉、脂肪、

各臓器に取り込まれ、エネルギーとして使われます。

5、使い切れなかったブドウ糖は、肝臓や脂肪細胞で貯蓄されます。

糖分過多が招く恐ろしい病気に「糖尿病」があります。

インスリンは、高血糖をさげるために働きますが、

糖分過剰状態が続くとすい臓も疲れ切ってしまい、

インスリンの働きが正常に働かなくなります。

すると筋肉、脂肪、臓器、脳にブドウ糖が取り込まれなくなり、

肝臓からの放出がおさえられなくなり、血糖値が上がり、糖尿病になります。

漢方相談をしていて糖尿病予備軍が多く見られます。

食べて栄養をつけることに重点が置かれ、その糖分を使い切ることが、

カラダや脳、自律神経にとって一番よいことということを知ってください。

成長期を過ぎたら使う分だけ食べるということです。

成長するのは、お腹まわりだけです!から。

ラストスキー 最後は吹雪・・・

昨日、今シーズン最後のスキー。

マイゲレンデの尾瀬岩鞍スキー場。

スキー場に近づくにつれ、なんと“雨”が。

このまま雨だったら温泉にでも入って帰ろうなどと

考えながらスキー場に到着。

するとスキー場は、雨でなく雪。

今シーズンは、天気に恵まれ晴ればかりでしたが、

最後に吹雪とは!

それでも午前中滑って無事に帰還。

すぐさま洗車と夏用タイヤに交換。

今シーズンは、7回スキーに行け、怪我がなかったことに感謝。

筋肉が年々衰えるのを感じる今日この頃、

来シーズンもスキーができるようにカラダづくりをしていきます。

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果糖ブドウ糖液糖 人工甘味料の・・・

ブドウ糖と果糖を抽出して作られた人工甘味料で

「異性化糖」と呼ばれるもののひとつです。

コーラやサイダーなどの清涼飲料水やガムシロップなど。

果糖が多量に含まれているため脂肪増加や生活習慣病の引き金に。

先日、コンビニでドリップ式のコーヒーを待っているとき、

隣の人が、コーヒーにガムシロを4つも入れていました。

もちろん、体型は、ぽっちゃり。

それどころが、そのコーヒーでなにやら錠剤を飲んでいました。

その捨て錠剤のパッケージは、なんと糖尿病の治療薬だったのです。

これでは糖尿病が治るどころか、悪化するばかり、

いずれ、腎臓透析は、まぬがれないなと思ったしだいです。

コーヒーにガムシロップがタダだと言ってたくさん入れる人がいます。

タダほど高いものはない!とはこのことです。

 

 

 

砂糖(上白糖) 冷えの原因に・・・

上白糖は、糖分を抽出しているだけにGI値は99と高く、

精製される段階でビタミン、ミネラル、食物繊維が

なくなり、ほとんど糖質。

最も生活習慣病になりやすい食材といえます。

過剰摂取は、カラダを冷やし、免疫力の異常を招きます。

漢方相談に来る冷え性や免疫異常(花粉症、アトピー)人の多くが

砂糖の過剰摂取が原因といっても過言ではありません。

しかし、本人が砂糖の過剰摂取に気がついていません。

糖質4 2糖類・・・

2糖類の中には、ショ糖、麦芽糖、乳糖などがあります。

・ショ糖

ぶどう糖と果糖が一つずつ結合したもの。

砂糖、三温糖、グラニュー糖などに分類されます。

加熱するとカラメルになります。

パンやケーキ、クッキーなどに入っていますので、

やはり取りすぎないようにしてください。

・麦芽糖

水飴の主成分やビール造りなどに使われています。

甘さは、ショ糖よりも甘くないので最近は、

麦芽糖で作った飴は少なくなりました。

当店では、膠飴と呼ばれる飴があり、

一度舐めると“おいしい”と子供たちに人気です。

ほかに膠飴は、漢方にも使われています。(小建中湯など)

・乳糖

牛乳に含まれる糖類の99%が含まれています。

乳糖分解酵素が少ない日本人には、アレルギー症状などの

体調不良の原因にもなっています。

糖質3 単糖類・・・

糖質のなかには糖類と呼ばれるものがあります。

糖類の中でも単糖類と2糖類に分けられます。

単糖類のなかにはぶどう糖と果糖があります。

・ブドウ糖

小腸から吸収されて血液中に入り、全身の細胞の

エネルギーとして利用されます。

余ると中性脂肪として体内に蓄積されます。

・果糖

果糖で代表的なのがフルーツ。

フルーツは、ビタミン、抗酸化物質が含まれていて

カラダに良い面もありますが、取りすぎると

カロリーオーバーになりやすく、余れば中性脂肪となって

体内に蓄積されることにもなります。

最近の研究では、フルーツに含まれる果糖が、

体内でタンパク質と結びつき血管を傷つけると言われています。

フルーツも甘いものという認識を持って

自分の代謝量や活動量に見合った量を見つけることです。

糖質2 でんぷん・・・

糖質は、でんぷんと糖類に分けられます。

まずは、でんぷんと呼ばれるものには・・・

・米

白米には100gあたり約37g、玄米で約34gの糖質が含まれています。

ビーフン、フォーも米からできたものなので高糖質になります。

・麦

小麦粉の主成分はでんぷんです。

食物繊維も少ないので血糖値を急激に上げるリスクが高い食材。

パン、パスタ、麺類の食べ過ぎは要注意です。

・イモ

イモの主成分はでんぷん。

イモ類が好きな人で太って仕方ないという人がいましたが、

その人にとってはご飯よりもイモの方がやせると思っていたそうです。

イモも立派な糖質です。

私の感覚では、一番太りやすいのは、小麦製品。

理由は、食べやすいので摂取量が増えてしまうからです。

糖質1 糖質と炭水化物が・・・

食品表示に糖類や糖質と書かれていますが、

わかったようでわかっていない人が多いのでは?

糖質は、消化吸収されてエネルギーになるもの。

では、炭水化物は?

糖質と消化されない食物繊維を合わせて炭水化物といいます。

糖質は、分子の結合具合で甘い糖類とでんぷんなどに大きく分けられます。

そのなかでも糖類はさらに単糖類と2糖類に分けられます。

まず糖質といったらでんぷんと糖類に分かれると覚えておいてください。つづく

めまい3  余分な水を・・・

水毒によるめまいを改善する漢方は、

苓桂朮甘湯、真武湯、沢瀉湯などがあります。

では、どのように使い分けるか?

○苓桂朮甘湯

急に頭を動かしたり、立ち上がったときに起こるめまい。

余分な水を抱えているため、光がまぶしかったり、ドライアイ、

動悸、息切れ、小便が出にくいという

症状も伴うこともあります。

○真武湯

椅子に掛けていてもグラグラしたり、歩いていても、

よろけたり、足が地についていないような状態です。

胃腸が弱いタイプで小便が出にくい人です。

とにかく目を閉じて横になっていたいと思ったら真武湯です。

苓桂朮甘湯は、頭部に水が溜った状態、

真武湯は、カラダ全体に水に浸かった状態です。

○沢瀉湯

どんなタイプにも使える漢方。

特に急性期によく効くといわれています。

めまいの特徴は、目が回るという表現をします。

寝ていても目が回る状態です。

口が渇いて水分をとるタイプの五苓散、

冷えとむくみを訴える当帰芍薬散なども沢瀉湯が含まれています。

ほかにもめまいに効く漢方はありますが、

このような状態にならないように自分に合ったベースになる

漢方を選ぶことが大切になります。

めまい2 原因として・・・

めまいの原因は?

耳や脳のトラブル、ストレスによる精神的なものもあります。

なかでも多いのは、耳が原因になっていることが多いです。

がカラダのバランスを保っているのが内耳にある三半規管。

三半規管にある内リンパ液が増えてめまいが起きるからです。

たとえば、水槽のように頭に余分な水がたまるからです。

なぜ余分な水が頭に溜るのか?

それは、骨盤の開閉と関係しています。

女性の場合、排卵や生理などで骨盤が開閉されます。

そのときにスムーズに開閉ができない場合に

体内に余分な水がたまり、処理できないからです。

骨盤が良く締まっていないと、頭蓋骨も開きそこに水が

入り込み処理できないと、めまいや頭痛が起きます。

春にめまいや頭痛が多いのは、骨盤がひらきはじめるからです。

余った水が上に行き、頭や耳に余れば、めまいや頭痛が起こり、

鼻のほうにいくと花粉症で鼻水、くしゃみになり、

目のほうにいくと、涙目や目のかゆみとなります。

体質的には、腎が弱い人もなりやすいです。

漢方では、リンパ液も水と考え、沢瀉、茯苓、白朮などの

利水薬で余分な水を取り除きます。

そのなかでも沢瀉は、もっとも強い利水薬といわれています。