鼻血 前日に好き氷を・・・

30代前半女性の漢方相談。

漢方歴は半年。

最近の調子を聞いていると、

左鼻からなんやら赤いものが・・・

「鼻血が出ているよ!」

・・・「あれっ!どうしょう?」(とりあえずティシュを鼻の中に)

「朝、いつもの漢方飲んできたの?」

・・・「飲んだ。」

一瞬、暑いのでのぼせ?と思ったのですが、

「昨日日曜日で冷たいもの食べなかった?」

・・・「あっ!かき氷食べた!」

そうこう話しているうちにティシュが真っ赤!

かなりの勢いで出ている。

そこで、朝、1包飲んで来たというが、さらに2包を飲んでもらうと。

5分もしないうちに、鼻血が止まり・・・やれやれ。

本人も飲んですぐ鼻血が出なくなったのでビックリ!

漢方の効き目をさほど感じていなかったので、この体験で

少しは、漢方の凄さを感じてくれたらいいのですが・・・

今飲んでもらっている漢方が間違っていないことは理解してくれたようです。

頭痛 肩甲骨も・・・

40代半ば女性HPを見て来店。

主訴は、疲れが抜けない。(この症状はつかみどころがないので苦戦するかも?)

他の症状は、腰、膝、肩甲骨(右)の痛み。

頭痛(眉がしら付近)

便秘・・・コロコロ便で1週間ぐらいでないことが普通という。

まず半夏厚朴湯を一服。

この時点で頭痛は、半分改善したという。

そして、とどめにある漢方を2包飲んでもらう。

少し飲みづらいとのことだが全部飲んでもらう。

すると、5分もしないうちに、すべての痛み消失!

「こんなに漢方ってすぐ効くの?」

・・・「よく言われます。」

その後、30分ぐらい話していると、

「トイレ貸してください!」(来たかな?)

・・・「出ましたか?」

「少し便がでました!」(少しか?)

「ところでカラダのだるさは?」・・・「カラダが軽いです!」

眉頭1

おりもの 排卵の時に・・・

20代前半女性の漢方相談。

PMSと排卵時のおりものが気になるとのこと。

ほかの症状は・・・

生理の時の頭痛、

小学校のときに切れ痔になったことがある。

めまい、立ち眩みがあり、白米を食べないと低血糖を起こすという。

まず小建中湯を飲んでもらうことに、

すると、なんと!「甘酒の味がする」(甘酒か~ということは・・・)

そこである漢方を飲んでもらうと、

今度は、「後味がにがいが飲めなくない。」

10分後、左肩が楽になったという。(左肩が痛かったのか!)

遠方なので1か月間飲んでもらってどうなるか?

1か月後来店、「PMSとおりものはどうでした?」と尋ねると、

・・・「今回の生理の時は、頭痛もイライラもおりものもなかった!」

大学生なので金銭的に厳しいので半夏厚朴湯はやめてまた1か月試すことに。

さて、どうなるか・・・また後日ご報告します。

鼻血 学校に行けるようになり・・・

高校2年生女子、もともとは登校拒否で漢方相談。

バスに乗ると動悸が止まらなくなるということで、

苓桂甘棗湯で動悸も治まり、学校に行けるようになって、

2週間後、電話があり、朝5時ごろ鼻血が止まらないとの電話。

そこである漢方を3包飲んでもらい様子を見ることに。

すると、1時間後、鼻血は止まったと電話。

パスタが大好きな子で毎日バスタを食べたいという。

あるとき、寝られないというので甘麦大棗湯で

良く寝られるようになったというが、今回の鼻血の件で

学校から帰ったらかならず飲むように指示。

すると、よく眠れ、生理痛もなかったとのこと。

足裏の冷えが様々な症状の根本原因だったようです。

便秘 一週間でなくて・・・

40代半ば男性の便秘の漢方相談。

1週間便がでなくて苦しく、食欲も落ちてきたとのこと。

普段でているときもコロコロ便になってしまう。

その他の症状は・・・

左肩甲骨の痛み、

ピーという耳鳴り、

ふくらはぎが張り、

2~3時間で目が覚めてしまう。

寝るときにマウスピースをしている。

これらのことからある漢方を2包飲んでもらうと、

カラダ全体が温まり、左肩甲骨の痛みもだいぶ楽になったという。

仕上げに四逆散を飲んでもらうと、

「お湯みたい!」と一言。

家に帰ると奥さんに対してかなり、我慢しているとのこと。

奥さんに気を使って言いたいことも言えずに我慢しているご主人さんに

エールを送ります。・・・四逆散を飲んで耐えましょう!

翌日、電話があり、一気に便が出てお腹も凹んだとのこと。

・・・少しは漢方で気も緩んでくれればよいのですが?

顔が重い? 目も開きにくく・・・

40代半ば女性の漢方相談。

2か月前から顔が重く、目が開きにくいとのこと。

他には・・・

のどが渇き、たまに動悸がするとのこと。

昨年の12月に右半身が火照ったともいう。

そこで質問、「右によろけることはないですか?」

・・・「そういえばたまにある!」

まず真武湯を一服、味は無味。

10分後、「どうですか?」と尋ねると、

「目から下が軽くなった!」

・・・「では、これで仕留めますね!」と言って

ある漢方を飲んでもらうこと、5分もしないうちに、

「あっ!目から上どんどん軽くなっていく!」

はい!終了!

「早くウエノに行ったほうがいいと言われてたの・・・」

クスリのウエノをそのように評価していただけるのは、

漢方冥利に尽きます!・・感謝。

頭がモヤモヤ フリーズして・・・

中学2年女子の漢方相談。

初めて来たときの相談は、朝起きられない、生理前のイライラ。

それから1週間後、来店。

朝は、小建中湯1日1包で少し起きられるようになったとのこと。

ところが今度は、「朝起きると、頭がモヤモヤしている。」

・・・「どういうこと?」と尋ねると、

「簡単に言うとフリーズして何も考えられないの!」と、最近の子らしい答え。

私には、よく感じがつかめないが、おそらくボーとしている!のか?

「今もフリーズしてるの?」

・・・「はい、しています。」(なんだ、朝だけでなく一日中?)

そんな時によく使う漢方を飲んでもらうと。

「甘くて美味しい!」5分もしないうちに・・・

「あっ!フリーズとけた!」

確かに目がしっかり開いたのです。

これで後は、生理前のイライラが解決すればいいのですが・・・

おそらくイライラは、桂枝加竜骨牡蛎湯で間違いなし。

ストレス 気分が落ち込むときも・・・

40代半ば女性の漢方相談。

「どんな症状がありますか?」

・・・「ストレスです。」(症状がストレス?)

「他には?」

・・・「イライラ、不眠、頭痛、肩こり、気分の落ち込みがあります。」

首の後ろと肩全体が凝っているのを確認して、

まずは半夏厚朴湯を一服。(かなり入ったな!)

この時点で首の後ろと、肩こりは改善。

「氷をかんだり、チョコを食べたりしませんか?」

・・・「チョコはいつも食べます。」

チョコ好きの人によく使う漢方を飲んでもらうと、

カラダ全体が温まり、頭もスッキリしたという。

最後にイライラと不眠によく使う漢方を飲んでもらうと、

「眠くなってきた!」という。

確かに目がトロンとして帰りの運転が心配になるくらい。

1週間後、来店、よく寝られ、イライラもしなくなったとのこと。

・・・めでたし、めでたし。

喉の痛み イガイガして・・・

30代半ば男性の喉の痛み。

桔梗湯を持ってきて、「これあります?」

・・・「ないですけど風邪ですか?」

「いや、風邪じゃないですけど喉がイガイガして痛いんです。」(風邪じゃない?)

・・・「では、その喉のイガイガとれればいいんですよね?」

「まあ、そうですけど」

すぐさま2つの漢方を溶かして飲んでもらうこと5分。

「喉の痛みはどうですか?」

・・・「あれっ!もうよくなっている。」

「風邪だといけないのでこれも仕上げに飲んでください」ともう一服。

すると、カラダが異常に温まったようで、

「あれ、頭もスッキリしました。」(頭痛もあったのでは?)

風邪は、早ければ早いほどすぐ漢方でよくなることを説明。

いつもは2~3日喉がおかしいのでこんなに早くよくなるとはと不思議顔。

 

だるさ やる気がなく・・・

20代後半男性の漢方相談。

症状は・・・

だるさとやる気がでないとのこと。

人に何か言われるのが怖い!

食欲はあり、よく寝られ、朝も起きられる。

便も快便。

こうなると何から行くか困るもの。

そこで質問、「どこか痛いところはない?」

・・・「首の後ろと背中の真ん中が痛い!」

では、そこから治すことに。

まず続命湯で首の後ろのコリをとり、背中によく使う漢方を

飲んでもらうと、すぐさま解決。

とりあえず1週間飲んでもらうことに。

1週間後、明るい顔で来店。

「調子はどうですか?」

・・・「カラダも温かくなり、だるさもとれた!」

「人と話すことは?」

・・・「だいぶ気にならなくなってきた!」

体温が上がると気力も、体力も上がるものです。

体力が充実してくると自信もでてくるので

他人の言うことが気にならなくなるものです。