頭痛 熱中症かしら・・・

40代前半女性からの電話での漢方相談。

漢方歴8年のベテランさん。

朝から頭全体が重く、だるいので

五苓散を飲んでみたけど改善しないとのこと。

食欲もないので熱中症かもしれないと不安だという。

「首の後ろが凝っていない?」

・・・「昨晩、枕が合わなかった!」

「では、続命湯を飲んでからもう一度五苓散を飲んで!」

・・・「あっ!続命湯なくなっている!」

「この暑い時期、続命湯切らすんかい!知らんがな。」

・・・「そんなこと言わないで!」

しかたないのである漢方と当帰芍薬散と人参湯があったので

飲んでようすを見ることに。

1時間後、電話があり、頭痛もなくなり、だるさも取れたとのこと。

念のためもう一度五苓散を飲んで仕上げとくことに。

このようなときは、漢方の生薬構成も知っていると、

そこそこ応用が利くものです。

みなさん、五苓散はもちろんのこと、続命湯も切らさないようにしてください!

胸のつまり 呼吸がしんどくなり・・・

40代後半女性の電話での漢方相談。

漢方歴は7年ですが、調子が悪い時だけ、

半夏厚朴湯と小柴胡湯を飲んでいる。

今回は、緊張すると胸がつまり、呼吸がしんどくなるという。

そんなときは、首、肩パンパンに張っても来るとのこと。

この人のベースの漢方は、桂枝茯苓丸と思っているが、

具合の悪い時、たまに飲む程度なので

いつしかこのような症状が起こるのではと思っていたわけです。

しかし、本人は、毎日漢方は飲みたくないので、頓服を希望。

そんなときにある漢方を飲むように指示。

後日電話があり、すごく効いたといのこと。

そのうち苓桂甘棗湯の症状がでないといいのですが・・・。

出たらまた頓服でいいと言われそうです。

何事も基本が大切です。

胃痛 胃を押さえて来店・・・

40代後半男性の胃痛の漢方相談。

来店時に胃を押さえながら来たのですぐに胃痛だと判断。

「昨夜から胃が痛くてしょうがないんです。」

・・・「背中まで痛いんですか?」(背中を丸めていたので)

「はい!」

今から10年前の私の症状と一緒と思い、さらに質問。

「麺類とか食べ過ぎていませんか?」

・・・「そういえばそうかも?」

そこである漢方を一服。

「味はどうですか?」

・・・「お湯を飲んでいるみたいです。」

飲み終えて5分もしないうちに顔から汗がダラダラ。

すると、「あれ痛いのが治まってきたみたい。」

15分後、「背中の痛みはどう?」

・・・「痛くなくなった!」」

私の場合、10個ぐらい漢方を飲んで最後に当てたのですが、

今回は、その経験が役に立ったわけです。

いろいろな経験は、そのときは嫌なものと思いがちですが、

その経験は、いつかは役に立つということです。

「必要だから起こる!」とはよく言ったものです。

たんこぶ? ぶつけていないのに・・・

40代前半女性のたんこぶの漢方相談。

朝から頭の右後ろがたんこぶのように膨らんで

触ると痛いという。

試した漢方は、続命湯、五苓散、桂枝加竜骨牡蛎湯、

膨らんでいるということから肉極と思い、越婢加朮湯も飲んだとのこと。

しかし、夕方になって少したんこぶが大きくなったので心配で電話したという。

「どこかでぶつけなかった?」

・・・「ぶつけた覚えはない!」

そこでまず桂枝茯苓丸を飲んでから、ふくらみによく使う漢方を飲んでもらうことに。

2時間後、電話がありふくらみが消えて触っても痛くなくなったとのこと。

「なんでその漢方ってわかったんですか?」と聞かれたので、

・・・「すいません、なんとなく!」

私としては、ガングリオンのようなものかな?という勘。

ガングリオンの場合だったら痛みないわけだから、

ストレス玉のようなものかな?・・・いったい何だったんだろう?

まあ、治ったから良しとしましょう!

たんこぶ

イヤシロチづくり 炭素埋設をして・・・

昨日、今年初めてのイヤシロチづくり(炭素埋設)を行いました。

その家は、なんと4か所目。

猛暑日でしたが、無事に終了。

水晶を入れ、水を巻いてみたら虹が・・・

一番初めに炭素埋設をしたときは、10年前。

そのとき小さな女の子がもう中学3年生になっていたのです。

その子も私を覚えていませんでしたが私もさすがに

覚えていませんでした。

しかし、元気に明るく育ってくれていると思うと、

わが子のようにうれしいもの。

炭素埋設をして毎回思うことは、その家の人々が元気で幸せな人生を

歩んでくれることを願うばかり。

どこの土地に住むか、また誰と住むかで、人生は変わります。

土地のエネルギーをよくすることは、人生をよくするための一つでもあります。

土地のエネルギーをよくしたい人は、是非、ご相談を!

イヤシロチプランナー 上野芳弘

炭埋虹

頭がごちゃごちゃ 朝起きられず・・・

中学1年生男子のADHDの漢方相談。

症状を聞いてみると・・・

朝起きられない。

イライラする。

授業中、話をし出す。

座り方からまず小建中湯を一服。

お腹が温まったのを確認。

爪いじりもしていたので四逆散→飲めず。

スマホをよく見ることから桂枝加竜骨牡蛎湯→飲めず。

困っていたときにもう一度話を聞いてみると。

頭の中がごちゃごちゃするという。(ピーンと来た!)

もしやと思いある漢方を飲んでもらうと、

「ウーロン茶の味がして飲みやすい!」

2週間後、朝も起きられ、イライラもなくなり、

頭もスッキリ、勉強に集中できるようになったとのこと。

頭の中がごちゃごちゃするのは

いろいろなことに気がついてしまうことかもしれません。

頭痛 旦那と喧嘩したら・・・

20代半ば女性からの電話。

旦那と大喧嘩したら、頭痛がして治まらないという。

普段、安定剤を飲んでいて、パニック発作も起こす。

定番の漢方は、苓桂甘棗湯と当帰芍薬散。

パニックのとき、手が冷えてしびれると苓桂味甘湯で治まる。

今回は、喧嘩をしたというのでイライラと判断して

イライラによく使う漢方を飲んで様子をみることに。

翌日、電話があり、頭痛はすぐに治まったとのこと。

この人は、頭に来たり、腹が立ったりと両方あるので

その時々で使う漢方が変えないといけません。

今回は、腹が立ったのでしょう!

風邪? 節々も痛く・・・

20代半ば女性のお母さんから夜7時頃電話。

東京から帰ってきた娘のこと。(例の東京?コロナかな?と心配そう)

熱が38度、腰や首の後ろも痛いとのこと。

「食欲は?」

・・・「夕飯は食べた。」

「熱中症ってことはない、外に出なかった?」

・・・「家でずっと寝てた!」

(寝ていても水分補給しなければ熱中症になることがあるんだけどな)

とりあえず風邪ということで麻黄湯を飲んで小柴胡湯を飲んで様子を見ることに。

1時間後、熱は下がらず、腰も首の後ろも痛いという。

そこでこれは熱中症と判断して五苓散とある漢方を飲んでもらうことに。

すると、腰と首の後ろの痛みはなくなり、再度寝てしまった!

熱も37度前半になったとのこと。

この時期の首の後ろの痛みは熱中症か、風邪か悩むことが多々あります。

今回の腰痛は、寝過ぎによるものとも考えらます。

長時間の昼寝も脱水しないように気を付けてください。

頭がビリビリ 締め付け感も・・・

40代前半女性の電話での漢方相談。

買い物に行って来てから気持ち悪く、吐き気もあり、

頭痛もあったので、五苓散と続命湯を飲んで、

気持ち悪さと吐き気は取れたとのこと。

しかし、頭痛ではなく、頭がビリビリして締め付けられるという。

本人は、苓桂味甘湯を飲もうと思っている。(当店のお客様はレベルが高い!)

しかし、私の答えは別の漢方。

飲んで30分ぐらいたってから電話があり、

ビリビリと締め付け感がとれたという。

さて、どの漢方を飲ませたでしょう!

正解者500㌽進呈・・・たまにはね!

足先のしびれ 食欲がなく・・・

30代半ば女性の電話での漢方相談。

1日気持ち悪くて食欲もなく、横になってるという。

足先が冷たく、しびれているとのこと。

朝から2包暑いので五苓散は飲んだとのこと。

まず真武湯を飲んでから桂枝湯と重湯を飲んでもらうことに。

30分後電話。

気持ち悪さとだるさは改善されるも足先の冷たさとしびれは取れないという。

(この症状は残るのは想定内)

そこである漢方を飲んでもらうことに。

15分もしないうちに電話。

足先も温まりしびれも取れたという。

話をよく聞くと昨日のお昼からなにも食べていなかったらしい。

下腹がなんかおかしいというので(これは想定外)

仕上げにある漢方を飲んでもらいすべて解決。

熱中症の症状は、翌日にまで及ぶことがあるので早めの対処が必要!