発熱は、まず考えるのが、かぜ。
他の症状では、寒気、頭痛、喉の腫れ、胸のむかつきなど。
普通のかぜやインフルエンザはもちろん、
胃腸炎のかぜでも発熱する場合があります。
問題なのは、かぜをうまく処理できなくて長引かせた場合。
微熱が何日も続いた場合は、いろいろな病気を考えなくてはいけません。
かぜを長引かせないように、はじめの対応が大切です。
漢方では、発表剤を間違えないことです。
桂枝湯、葛根湯、麻黄湯、大青竜湯、小青龍湯などを良く使います。
胃腸のかぜのときは、難しくなります。
症状によって様々ですが、五苓散、黄芩湯、半夏瀉心湯なども使います。
こじれてしまうと、柴胡剤を何にするかが大切になります。
柴胡剤では、小柴胡湯、大柴胡湯、柴胡桂枝湯、柴胡桂枝乾姜湯、
柴胡加竜骨牡蠣湯などがあります。
“かぜは、はじめが肝心”です。