53才女性の一年前から右肩が痛くて上がらないとの漢方相談。
遠方よりご紹介で来られたのですが、
ご紹介で来られると私は緊張してしまいます。
なぜなら、治して当たり前だからです。
紹介してくれて来ていただくというまでにどれほど
私のことをよく言ってくれているか?
を思うと、ありがたい気持ちと治さなくてはと使命感が強くなります。
ましてや、左肩は得意でその場で何人も治していますが、
今回は、右肩なのでその場で治るかは難しいところです。
しかし、私の性格上、ギャラリーがいたり、難病の場合、
なんとかしよう!と闘志がわいてくるから不思議なものです。
いろいろ問診をしていくと、あることに気が付いたのです。
もしかして、イライラが自分では感じていないけどありそうだな?と。
一つだけ質問をしてみました。
「以前、アゴがあかなくなったことは?」
「えっ!なんで知ってるの?」・・・この人、変?という顔。
(このときの顔を見るのが好きでもあります。)
迷わず、四逆散を飲んでもらうと
「そんなに苦くない!」と・・・私は苦くて飲めない。
当たったな!と思い15分後右肩を上げてもらうと。
「痛くない!?」
一緒に来た紹介してくれた人もご満悦!
私も、やったー!というよりホッとするのでした。