四逆散  右肩が痛くて・・・

53才女性の一年前から右肩が痛くて上がらないとの漢方相談。

遠方よりご紹介で来られたのですが、

ご紹介で来られると私は緊張してしまいます。

なぜなら、治して当たり前だからです。

紹介してくれて来ていただくというまでにどれほど

私のことをよく言ってくれているか?

を思うと、ありがたい気持ちと治さなくてはと使命感が強くなります。

ましてや、左肩は得意でその場で何人も治していますが、

今回は、右肩なのでその場で治るかは難しいところです。

しかし、私の性格上、ギャラリーがいたり、難病の場合、

なんとかしよう!と闘志がわいてくるから不思議なものです。

いろいろ問診をしていくと、あることに気が付いたのです。

もしかして、イライラが自分では感じていないけどありそうだな?と。

一つだけ質問をしてみました。

「以前、アゴがあかなくなったことは?」

「えっ!なんで知ってるの?」・・・この人、変?という顔。

(このときの顔を見るのが好きでもあります。)

迷わず、四逆散を飲んでもらうと

「そんなに苦くない!」と・・・私は苦くて飲めない。

当たったな!と思い15分後右肩を上げてもらうと。

「痛くない!?」

一緒に来た紹介してくれた人もご満悦!

私も、やったー!というよりホッとするのでした。

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腹痛  冷たいものを・・・ 

10代後半女性。

もの心ついてから毎日お腹が痛くなるという。

特に外食をするとお腹が痛くなってトイレに駆け込む。

また、アイスなどの冷たいものを食べるとすぐにお腹が痛くなり、

咳も出て、カラダ全体が冷えて寒くて仕方がないともいうのです。

「食べると下腹がポッコリしますか?」と聞いてみると

「はい!」

生理痛もお腹と腰の両方が痛くなってしまうらしい。

ここまで条件がそろえば小建中湯で間違いなしと思い飲んでもらうと。

「甘くておいしい!漢方ってこんなに飲みやすいの?」と嬉しそう。

半分くらい飲んだころから下腹が温まるという・・・間違いなし。

翌日、外食したのに痛くなかったとご来店。

「アイス食べてみた?」

「まだ怖くて食べられない!」

「では、アイス食べて」といって冷凍庫からアイスを持ってくる。

そして、恐る恐る食べて、15分後。

「咳も出ないし、お腹も痛くない!」・・・心の中でガッツポーズ!

さらに2日後、「かき氷が食べられるようになった!」

と嬉しそうに報告に来てくれたのです。

ふつうのアイスよりはかき氷のほうがお腹は冷えます。

それを食べても大丈夫ということは、かなり改善しているということ。

たった1包でもカラダにあった漢方が入ればすぐによくなるということ。

あまり、調子に乗って冷たいものを食べなければと私が心配してしまいます。

漢方と性格 漢方で性格は・・・

性格は、努力によって変えられるのでしょうか?

もちろん、変えられる部分もたくさんあります。

しかし、持って生まれた根っこの部分の性格は、変えることが出来ないのでは?

心配性、不安症、恐怖症の人は、努力しても変えることが出来ないのでは?

その性格がゆえに、心とカラダを傷つけ、体調不良として様々な症状がでます。

では、一生つらい症状と付き合わなくてはいけないのでしょうか?

自分に合った漢方を飲むことで症状が楽になり、だんだん出なくなります。

心配性の人は、自分にあった漢方を飲むことで一生心配してもいいのです。

ある子供が言いました。

「お母さんは、65(桂枝加竜骨牡蠣湯)を飲むとやさしくなる」と。

根底にある性格は、怒りっぽい人も漢方を飲むことで感情が穏やかになり、

気分も落ち着くから、やさしくなると子供に対しても変わるのです。

つまり、漢方は、自分だけでなく子育てにもよい影響を与えているのです。

そんな漢方を見つけることができたなら、宝物を見つけたのと同じと思いませんか?

私は、みなさんの宝物を見つけるために少しでもお役にたちたいと思っています。

漢方も変わる  天気のように・・・

私たちのカラダは、小宇宙と言われています。

大自然の変化とともに私たちの心とカラダは、常に変化します。

天気も同じ日がなく毎日変化するように、心とカラダも同じです。

また、不安なこと、心配なことがあったり、嫌なことを言われたりなどの

日常の出来事にも敏感に反応し、自分では感じないうちに、変ってしまうのです。

季節、天気、イライラ状態などで食べたいものが変わるように、

飲む漢方も、その時々で変わってしまう場合が多々あります。

その日、その時にピッタリあった漢方を自分で選べるように

お手伝いが出来ればと思っております。

そのためにも自分のベースとなる漢方を早く見つけることです。

ベースの漢方が見つかりさえすれば、不快な症状が出る頻度も

だんだん減っていきます。

ベースとなる漢方を見つけるために、どんな些細なことでも話していただけると

漢方を選ぶときのヒントになります。

まずは、自分自身の心とカラダをよく観察する習慣をつけることから始めましょう!

漢方の即効性  症状によっては・・・

人間のカラダは、香りや味で反応するようになっています。

自分の好きな、香りや味は、こことカラダを癒します。

その時の、心とカラダの状態にピッタリあった漢方を飲むと、

細胞のスイッチが入り。

もともと人間が本来持っている治癒力が活発に動き出します。

ピッタリあった漢方がカラダに入ると、驚くほどに・・・

“気分が落ち着いたり”

“カラダが温かくなったり”

“痛みが和らいだり”

不快な症状が楽になるから不思議です。

クスリのウエノの漢方で不思議体験をしてみましょう!

群馬県太田市にあるクスリのウエノでは、専門家がカウンセリングをしながら

実際に漢方を飲んでいただき、ひとりひとりのカラダにあった

漢方薬をお出ししております。

遠方の方も電話やスカイプ、ラインビデオ通話にて漢方相談も受けつけております。

どんな些細な症状でもご相談ください!

 

 

 

 

 

 

漢方の味   飲みたくない味は・・・

自分の好きな食べものは、おいしく感じ”

嫌いなものは、おいしくありません。”

美味しく感じるものは、カラダが必要としています。

しかし、左脳が発達した私たちは、何々がカラダによいと言われると

その氣になって口にあわなくても我慢して食べてしまいます。

漢方も“良薬口に苦し”でまずくても我慢して飲んでしまいます。

しかし、これは間違いです。

漢方も、草の根、茎、皮でできていますので基本は食物と同じです。

自分のその時のカラダに必要なものは、飲みやすく、

カラダの芯にスーと入っていきます。

クスリのウエノでは、カウンセリングを通じて一つ一つの漢方を飲んでいただき、

あなたのカラダにあうかを確認しながら漢方を選んでいきます・・・無料!!

きっとあなたに合う漢方が見つかるはずです。

細胞は賢い  人間の心とカラダは・・・

小児ぜんそく、2度の骨折、アレルギー性鼻炎、扁桃腺炎、腰痛と

私のカラダは、決して丈夫とは、いえません、どちらかというと

虚弱体質で、ちょっと無理をすると体調を崩します。

小学校のころから、筋肉が少しでも痛いと、何かの病気ではないか?

と心配で寝られなくなってしまうくらいの不安心配性。

そして、人見知りで緊張して、いつもドギドキしてしまうほどの怖がりでした。

カラダが弱かったから性格もおとなしく内弁慶になってしまったのか、

性格がカラダを弱くしてしまったのか結論は、今でも出ていません。

しかし、今では虚弱体質?と誰にもいわれるぐらい見えるそうです。

ビールは、人よりたらふく飲むし、夜更かしはするし、

どんなに具合が悪くても休むことはないしと、考えられないくらい昔から

比べると丈夫になったみたいです。

今では、いろいろな病気になったのは、漢方相談や整体教室をするために

すべて必要だったから、経験したのだとよくわかるようになりました。

病院に頼り、治してもらいたいというすがる人の気持ちもわかります。

しかし、最終的には、自分で治すという考え方にならない限り、

根本から治すことはできないということも身を持って経験しました。

この経験をいかすためにこの仕事に導かれたとも思っています。

この仕事をしていて感じることは、そう簡単なものではないということ。

私たち人間の心とカラダは、わからないことだらけです。

そして、漢方も整体もこれでいいということがありません。

死ぬまで勉強です。

今わかっていることは、私たちの細胞は、賢く生きるために必要があって

いろいろな症状を出しているということです。

そう考えるとそんなに不安や怖がることがなくなるはずてす。

自分の細胞を信じ切りましょう!

これからももっと、もっと治せるように精進していきますので

宜しくお願いいたします。

腰痛改善  お客様の一言が・・・

右腰の痛みに苦しみながら致し方なく配達も続けていたわけですが、

こんなに整形外科、整体、カイロ、マッサージなどに通っても、

一瞬は、痛みが取れるのですが、またぶり返してしまうのです。

扁桃腺のときと同じように、自分でなんとかしなくてはと思っていても

どのようにしたらよいかがわかりませんでした。

とりあえず腹筋、背筋などの筋トレがいいと言われてやってはみても

途中で痛みが増してしまい、トレーニングどころか

歩くのも痛くなってしまったのです。

あるとき、お客様が「腰痛を治すのには山登りがいいよ!」の一言。

この一言で近所の低い山を登ってみることに。

一番良かった山は、吾妻山でした。(桐生市北西部にある481.1m)

途中から岩場があり、そこを四つん這いになって登ってみました。

毎日登っているうちに、徐々に腰痛が緩和され、1か月もすると完治したのです。

その後も3年ぐらいは、腰の調子がおかしくなると、吾妻山を登ることで

調子を取り戻していたのです。

何事も他人任せでは、ダメということです。

漢方相談ではじめにいうのは、漢方が治すのではない!

自分の自然治癒力に「やる気スイッチ」をどの漢方で押すか、

そして、自分で治すという信念を持つことが大切というのは自分の経験が

役に立っていると最近つくづく思います。

今まであった不快症状は、今日漢方相談や整体教室をやるために

私にとって必要だったと今では感謝しています。

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腰痛  ブレーキを踏めないくらい・・・

毎日、夜遅くの食事と不眠が原因で今度は腰痛になるのです。

当時は、日用雑貨の卸がメインだったため、毎日トラックで配達。

多い時で約300kmも運転していました。

お昼もほとんど運転しながら食べて休む間もなく走らせていたのです。

あるとき、ギクッ!と激痛が走り、動けなくなってしまったのです。

いわゆるぎっくり腰です。

それでもこれまた痛み止めの坐薬を入れながら仕事を続けていたのです。

整形外科、整体、カイロなどあらゆるいいといわれるところに仕事の合間に

通ってはみたもののその時ばかりで一向に良くなりませんでした。

このときも腰痛は、治してもらうものという意識があり、

どこか私の腰痛を治してくれるところはないか?と・・・

しかし、あるとき、ブレーキを踏もうとすると、激痛が!

右足が動かないので左足でブレーキを踏んで止まり、また坐薬を打って

しばらく車を道端に止めて痛みが治まるのを待って再び配達をしていたのです。

このとき、ふと気が付きます。

治療に行っているのにおなしいな?どんどん悪くなると。

扁桃腺のときと同じ、自分で何とかしなくてはと、

腰痛を自分で治す決心をするのです。

扁桃腺2  良い菌と悪い菌の・・・

とうとう扁桃腺を腫らすのが半月に一回の割合になってしまい、

「どんどんカラダが弱くなっている?」とお医者様に言うと。

「抗生物質は、悪い菌だけ殺すわけではない!」との答え。

あっ!そうか!良い菌も殺してしまうので免疫力が落ちてしまったのか?

と気づくわけです。

さらに「病院で出す薬は、何一つ治す薬はない!」と・・・?

「抑える薬だけで根本から治す薬はない!」というのです。

風邪ひとつ治すことはできないともいうのです。

「ウエノさんは、クスリ屋をやっているのだから自然治癒力の勉強をしたら?」

確かに、高血圧の薬も糖尿病の薬も数値のみを抑えて一見治しているように

見えるが一つも治ってなく、死ぬまで飲み続けるようになっている。

このお医者様の一言で、私は、自然治癒力の勉強をするようになったのです。

漢方や整体を勉強したのも、この一言がきっかけになっているのです。

それ以来、扁桃腺は、一度も腫らしていません。

個人のおじいさん先生、その息子先生と親子2代にわたってお世話になり、

今の私があるわけです。・・・感謝!