本番で誰も間違わない問題でケアレスミスをしてしまい、
食べることができなった私ですが、一番慰めてくれたのがおばあちゃん。
なんて私に声をかけたか?
「大丈夫!88は末広がりといって運がいい数字」
「だから、きっと合格しているよ!」というのです。
私の受験番号が88だったのです。
小学6年の時に骨折して入院に付き添ってくれたり、
「芳弘という名前は、お寺さんにつけてもらったかよい名前」
などと私を何度も励ましてくれたのです。
この時もどれほど勇気づけられたかわかりません。
なんで88という受験番号で番号が良いから受かる?と訳の分からない理屈が
当時の私には妙に納得がいき、今思うと不思議でした。
そして、合格発表の日、友達と見に行くと、なんと!88があるのです。
そのとき、番号がよかったから受かった!と本気で思ったからこれまた不思議。
あとで成績を聞いてみると定員315人中私は310番目。
あと1問間違っていたら中学浪人となり、私の人生は、大きく変わったことでしょう!
このとき、決意をするのです。「本番に強くなろう!」と・・・つづく