名医とは   生き方まで・・・

父は、日用雑貨の卸を営んで忙しい毎日を送っていたにもかかわらず、

私のぜんそくを治すためとはいえ休みの日曜日にスキーに連れて行くのは、

大変なことだったと思います・・・親とは有り難いものです。

はじめは嫌で嫌でたまらなかったスキーですが、現在までいや、70、80歳まで

カラダの動く限りスキーを続けたいと思っているから不思議なものです。

そして、ぜんそくが出なくなったのは、個人病院のおじいさん先生のお蔭です。

当時、診察台に仰向けに膝を立ててお腹を触って私のぜんそくの発作がなぜ治まったか?

ただのマッサージと思っていましたが、それが約30年後にわかるのです。

自然治癒力がどうすれば高まるのかを勉強することになり、整体も勉強しました。

おじいさん先生がお腹を触っていたのは、私の下垂した内臓を正常な位置に戻すことで

ぜんそくの発作を治していたのです。

注射や吸入を使わず、治すという本当の名医だったと感謝しています。

最近は、子供の風邪でも坐薬や抗生物質の投与は当たり前。

その子供の自然治癒力をどうしたら高められるか?

なんて考えている医師は少ないのでは?

ましては、性格や生き方まで変えてくれるアドバイスをしてくれる医師が

名医と呼んでふさわしいと思うのは私だけでしょうか?

私もおじいさん先生のように漢方や整体を通じて悩んでいる人に、その人の考え方、

生き方までも変えられるようになれるように精進していきたいと思っています。