なんとか高校に合格して、楽しい高校生活が始まってまもなく、
こんどは、野球をしていて3塁ベースを回るとき、ボキッと嫌な音が?
ホームまで走ってしまったのですが、また吐き気が・・・
あれっ、もしかしてまた骨折?・・・
スキーで骨折したその下の部分が折れてしまったのです。
つなぎ目の上下がもろくなるようです。
また、お先真っ暗。入院生活が始まるわけです。
このときの骨折の治療法は、かかとにドリルで穴をあけて足を引っ張ると
いう治療法だったのです。
部分麻酔でドリルが足に入っていくのがわかるのです。
もちろん麻酔をしていたので痛みは感じませんでしたが、
ドリルがかかとに入る瞬間と出る瞬間の感覚は、今でも覚えています。
二度目の入院生活で友達の有難さを学びます。
入院中クラスメイトが勉強を教えに来てくれたことです。
いろいろな人に支えられて生きていることがこのとき感じるのです。
退院してもしばらくは、リハビリ生活でしたが、
一度目と違い複雑骨折ではなかったので、日常の生活に戻るのは、
さほど苦痛もなく、戻ることができました。
しかし、このときの入院で勉強が遅れをとってしまい、
成績も悪くなっていくのです。とくに数学がまったくわからなくなってしまうのです。
おかしなものでこのときは、成績は落ちてしまいましたが、
「普段できなくても本番でできればよい!」という楽観的に考えが変わっていました。