40代女性、足の冷えの相談。良く聞いてみるといろいろな症状があったのです。
生理前のイライラとねむけ。
肩こり・・・くびの付け根。
耳鳴り・・・ピーという音。
これらは、桂枝茯苓丸と柴胡加竜骨牡蠣湯ですぐに改善。
2週間後今度は、脚に虫がはっているようで“むずむず”して寝られないとのこと。
質問「脚の置き場がなくじっとしていられない感じかな?」・・・「はい!」
もうひとつ質問「口が渇いていますか?」・・・「最近口かわく!」
こんな症状のときによくつかうのが大青龍湯(発汗散)。
この薬方は、よくインフルエンザにかかった時に使われます。
私自信も、3年前の冬にコタツで横になって休んでいると、
脚がじっとしていられなく、右を上にしたり、左を上にしたり、
また、右むいたり、左向いたりと身もだえしたことがあります。
そのときは、風邪とは思っていませんでした。
しかし、口がやけに渇いていたのでもしかして「風邪!?」・・・飲んでみると
味がしませんでした。5分後カラダが温まり、落ち着いたことがあったのです。
そんな経験から、不眠にも良く使うようになったのです。
この人の場合も、同じで飲んで以来、むずむずしなくなり、よく寝られたそうです。