漢方と占い  その人の生き様が・・・

“まるで占い師みたい”とよくいわれます。・・・それが楽しい!

確かに占いは好きな方で見てほしいと頼まれると見てはいます。

しかし、漢方においては占いとは全く違います。

では、なんで私のことがそんなにわかるの?と思うかもしれませんが、

それは簡単で誰でも覚えてしまえばできます。

自分は、もちろんのこと、家族も病院に行かなくても治せてしまうのです。

その理由は?

東京の山手線のようなものです。

上野駅の次は、神田、その次は東京・・・と山手線の順番を覚えてしまえば

だれでも言えるはずです。

それと同じで半夏厚朴湯の路線があります。

それをただ順番に質問しているだけなのです。

ただ私が漢方相談でいつも心がけているのは、

どんな症状でも「治してあげたい」と

いう気持ちでいろいろ質問をしています。

そして、その人がこれまで「どんな人生を歩んできたか?」を聞くことです。

なぜなら、これまで生きてきた中でどんな出来事があったのか?

それに対してどんなことを考えてきたか?が大切です。

その中でもとくに重要なのは何か?

それは、何かあった時に、それに対してどのように受け入れたか?

また、それをどのように考え、どのように対応してきたか?を参考にしています。

その人の“人生ドラマ”を見ていくことで様々な気づきを得られ、

それが漢方を選ぶうえでとても大切なことと思っています。

ですから漢方選びは、“あなたと私の共同作業”のようなものです。

心を開いてなんでも話していただけると、ピッタリの漢方が選べます。

私が漢方を選んで治った人は、私が偉いのではなく、

相談してくれた人が偉いと私は感謝しています。

これからたくさんの“人生ドラマ”を見ていくのが楽しみです・・・映画より面白い