糖化5 懐石食べ?

糖化予防の食べ方は?

食べる順序は意識していますか?

もちろん食べる内容が一番大切ですが、血糖値を上げる食材を

出来るだけ後回しにしてみることです。

最初に野菜を食べることで血糖値の急上昇を防ぎます。

懐石料理のコースのように、季節の野菜や山菜から始まり、

御吸い物、刺身、煮物、揚げ物、蒸し物が出てからご飯がでます。

そして最後にデザートというように食物繊維が豊富でGI値が低いものから

順番に出てきて、一品ずつ時間をかけます。

このように時間をかけて食べると少ない量でも満腹感が得られます。

是非、この“懐石食べ”を実践してみて下さい。

最後のデザートは、毎日ではなくたまにですよ!

毎日毎食の人がいますから・・・

糖化4 箸置きのすばらしさ 

みなさんは普段食事の時に箸置きを使いますか?

以前師匠と食事をしたときに言われたことがあります。

「上野さんの家でとのようなしつけをされていたのか?」

「えっ?どうしてですか?」

「なぜ箸置きを使わないのか?」と言われ、

私の中では、箸置きは、食べる前にじかに箸多くと衛星的でないので

食べはじめと食べ終えたときに使うものと思っていました。

そして、「一口入れたら箸を置くんですよ!」と。

つまり、箸置きを使わない人は、早食い、良く噛んでいないということ。

一口食べ、まだ口の中に食べ物があるうちにまた口の中にほうりこんでいたのです。

自分では噛んでいるつもりでも実際には良く噛んでいないのです。

最近では、ご飯を食べる人が増え、箸を使わない食事をしている人が増えました。

例えばパン、おにぎり、ハンバーガーなどは箸を使わないので

当然、次から次と口の中に放り込んでしまうのです。

一口入れてゆっくり噛んで食べることは、唾液もしっかり出て

生活習慣病や肥満予防になるばかりでなく、糖化予防、

つまり、老化予防にもなっているのです。

麺類は、箸を使いますがどうしても良く噛まないで食べてしまいがち、

和食中心の食生活を心がけてみてください。

糖化3 糖化防止・・・

では、糖化を防止するには・・・

・食べ過ぎないこと(腹6分目)

ゆっくり良く噛んで食べる(箸置きを使い一口食べたら箸を置く)

・GI値の低いもの選ぶ

・食べる順番に気をつける

・炭水化物(糖質)ばかり取りすぎない

・ストレスをためない

適度な運動(軽いスクワットを毎日)

熟眠する(空腹睡眠でその日のうちに寝る)

体調不良の人は、自分にかけているものは何か、

一度チェックしてみてください。

箸置きを必要としない食べ物ばかり食べていませんか?

パン、おにぎり、麺類、スナック菓子、ハンバーグなどの

ジャンクフードなどなど・・・

不調や病気の人のほとんどが、パン、麺、コンビニ食、外食が多い人です。

糖化2 老化スイッチを押す・・・

糖化とは、余分な糖とタンパク質がくっついて体熱によってできます。

そのときにできる老化物質をAGEsといいます。

簡単にいうと、カラダが焦げてしまうのです。

AGEsが蓄積されるとタンパク質が本来の機能を失います。

つまり、糖化は、老化を促進する遺伝子のスイッチを押してしまいます。

糖化が進むとどのような症状や病気になるのか?

・皮膚の老化

・動脈硬化

・骨粗鬆症

・高血圧

・糖尿病

・認知症

・白内障

・痛み(首コリ、肩こり、腰痛、関節痛、筋肉痛など)

整体の生徒さんに痛みがある人に断食を3日間してもらうと、

痛みが消えるほか、肌が若返り、血圧も下がり、ほとんどの不調が消えます。

現代病のほとんどが余分な糖分が原因と考えても過言ではありません。

次回は、糖化を進める生活習慣です。

糖化1 カラダが焦げる? 

なぜ甘いもの(炭水化物)や食べ過ぎ=カロリーオーバーは

様々な不調の原因になるのか?

糖化=余った糖は、タンパク質とくっ付くとタンパク質が変性し劣化します。

そのときにできる物質をAGEs(糖化最終生成物)といいます。

AGEsは老化物質とも呼ばれています。

AGEsは分解されにくく、肌や髪、骨、筋肉の老化を進行させます。

たとえば、ホートケーキは、何色ですか?

こんがりと焼きあがったホットケーキは、褐色に変化し、香りを放ちます。

これは、タンパク質を多く含む牛乳や卵に砂糖を混ぜて焼くことで

糖化反応が起きて、褐色になり、風味が増して美味しくなります。

しかし、老化物質がコラーゲンに蓄積すると、肌の弾力はなくなり、

たるみ、くすみ、しみ、しわなどになっていきます。

血管なら動脈硬化、骨なら骨粗鬆症、脳なら認知症などになります。

いわゆる高血圧、糖尿病、炎症やがんまでありとあらゆる病気の原因になります。

甘いものの中には、ご飯、パン、麺、くだものなど、食べて糖になるもの

すべてがその対象になるので自分の代謝以上に食べ過ぎないことが大切です。

気温差 寒暖差は・・・

昨日の気温は、21.5℃。

かなり暖かく感じ半袖でもいい感じでした。

今日は一転、例年の気温、明日は寒くなるとの予報。

気温差で体調不良を起こす人がいます。

例えば頭痛。

気圧の変化、気温変化にカラダが順応できないのです。

この時期に熱中症のような症状が出る人がいます。

どんな人か?

食べ過ぎる人、つまりカロリーオーバーな人です。

寒いと人は、体温を保つために高カロリーのものを欲しがります。

今週は、かなり気温も上がってしまったので、

それまで食べ過ぎていたカロリーが必要なくなり、

余ってしまうのです。

その結果、花粉症もひどくなったり、頭痛が起きます。

しかし、当の本人は、食べ過ぎているという自覚がありません。

甘いものの取りすぎは、アレルギー体質になりやすくなるだけでなく、

様々な症状を引き起こします。

 

甘いものと花粉症 有難いことに・・・

私は、花粉症ではなくもともとアレルギー性鼻炎でした。

しかし、今年はくしゃみ、鼻水が朝でるのです。

えっ?花粉症?

いやいや、ただ単に鼻水とくしゃみがでるだけと思い込もうとしています。

実は、最近、ありがたいことに甘いものを買って来てくれる人がいます。

クリスマスから始まり、年末年始、バレンタインとたくさんいただきました。

いい気になって食べていたら今年は、鼻水が・・・

今年の花粉の量が例年の5倍ということでカラダが反応しているようです。

最近は、ビールを飲まないようにしているのにもかかわらず、

アレルギー症状がでるということは、やはり甘いものの取りすぎということ。

試しに生徒さんにいただいたお菓子を食べてもらうと、

鼻水、くしゃみが止まらなくなりました。

このところトレーニングをしているから大丈夫とたかをくくり、

どうもカロリーオーバーのようです。おかけで漢方がはかどります。・・・反省。

年一回の来店  花粉症のときだけ・・・

昨年、花粉症で漢方相談した40代男性が1年ぶりに

息子をつれて来店。

「これで自分が、花粉症が治ったから

息子にも飲ませたけど効かないので連れてきた!」とのこと。

そこで息子さんがどんな症状か聞いてみると、

どうも体質がお父さんと違うようす。

鼻水と鼻の中と喉がかゆくてたまらないという。

本人は、言わなかったが、若干涙目で見て確認。

「もしかして長男?」・・・「はい!」

そこですかさず、長男長女に使う漢方を一服。

すると、5分もしないうちに「あれっ?かゆみ止まった!」

「ほんとすげぇ」それを聞き「ほらっ、すぐ効くだろう」と自慢げに。

お母さんも来ませんでしたが、花粉症だというので

息子さんは、お母さんの体質を受け継いでいるのです。

あきらかにお父さんではない理由は・・・

花粉症がもう治ったあとに1年も来店しないこと、が一番。

つまり、なおったからもう漢方はいいやと思う性格なのです。

できれば体質改善しなくてはと気がついてくれるいいのですが・・・

整体と鼻炎 整体をすると・・・

整体教室の生徒さんの話。

「整体をしたら鼻水が出てきた!」という。

なぜか?・・・

私が教えている整体は、副交感神経が優位になるようになっています。

副交感神経が優位になることで老廃物を排泄する力が増します。

鼻水だけでなく、涙、おしっこ、便がよくでるようになります。

カラダにとって不必要なものはすべて排泄されることで、

カラダが整います。まさしく体操教室ではなく、整体教室たるゆえんです。

鼻水が出てきたといった生徒さんの食べ物を見ていると出て当然と

思っていたので、それを聞いてようやく整体が上手になってきたと

嬉しく思うのです。老廃物が出て食生活を見直してくれればいいのですが・・・

胃痛 食べて2時間ぐらい・・・

64歳男性の胃痛の漢方相談。

いままで胃が痛くなるとドラッグストアで胃薬を飲んでいたという。

飲んだときは痛みが治まるが、また痛くなるの繰り返し。

そこで偉いのが漢方でしっかり治したいと思ったという。

なかなかこの歳になるとそのことに気がつかない人がほとんど。

症状は・・・

食べて2~3時間ぐらいたつと、胃が痛くなるという。

どんふうに痛いか尋ねてみてもいまいちはっきりしない痛み。

他の症状は、いっさいないということなので、

胃の機能を整える漢方を一服飲んでもらうことに。1

「飲みやすく、おいしい!」と少し戸惑い気味。

「もしかして苦いと思いましたか?」

・・・「はい、こんなに飲みやすいとは」。

10分ぐらいいろいろな話をして時間をつぶし、

「今、胃はどうですか?」

・・・「あれ?いいかも!」。

「漢方ってこんなに早く効くの?いつも飲んでいる胃薬より早い」

そこで漢方を少し信じたのか、「あと、夕方足の裏が重くだるいんです。」

なんだ、まだ症状は、あったのね!

それは、胃腸を整えてみてどうなるか?

もしかしたらそのだるさは、胃腸が原因のことも多々あることを説明し、

とりあえず10日分もっていってもらうことに・・・さて、どうなるか?