食中毒 病院へ・・・

食中毒かな?と疑われるときは病院へ。

では病院へ行った方がよいのはどういう時か?

・下痢が1日10回以上。

・カラダがフラフラする。

・意識が遠のく。

・尿量が減り、尿が12時間以上でない。

・下痢便に血が混ざる。

・嘔吐が止まらない。

このようなときは、すぐ病院へ。

漢方では、黄芩湯と五苓散。

これで改善の兆しがない時は、すぐに病院へ行ってください。

食中毒のメカニズム 2つの・・・

では、食中毒の発生するメカニズムは?

大きく分けて2つ。

ひとつは、食品に付着した細菌が原因で、一定数以上に増えると、

私たちの消化管内で定着・増殖して発生します。

また、消化管内で毒素が作られることもあります。

もうひとつは、食品内で産生した毒素が原因の場合。

食品内で細菌が作った一定量以上の毒素が原因で発症します。

また、調理器具や調理をする人の手指などを介して

二次感染する場合も多く見られます。

私も、生の鶏肉に当たり、嘔吐、下痢、とくに下痢が止まらず、

4日間、何も食べずに、漢方で治したことがあります。

生ものは特に気をつけましょう!

食中毒の菌はどこから 

では、食中毒の菌は、どこからやってくるのでしょうか?

◆牛や豚、鶏などの腸管

・・・サルモネラ、セレウス菌、ボツリヌス菌、ウェルシュ菌など。

◆海水・・・腸炎ビブリオなど。

◆土壌や河川、下水・・・サルモネラ、セレウス菌、ボツリヌス菌など。

これらの経路から、肉、魚介などに細菌が付着してそれを食すると

私たちのカラダのなかに入ってきます。

明日は、細菌が付着して食品を食べることで食中毒が発しますが、

そのメカニズムについて・・・つづく。

食あたりと食中毒 どう違う?

食中毒の“中”は“あたる”という意味。

“食中毒=食べ物の毒にあたること”とです。

では、「食あたり」でもよいのでは?

食中毒が正しく、食あたりは、医学用語にはないそうです。

食中毒とは食品のなかにある細菌などや、これらが作る毒、

化学物質、自然毒(フグ、キノコなど)によっておこる健康障害のこと。

一般に食中毒の原因となる細菌は、高温多湿を好みます。

この時期から夏に多く起こりますので気をつけましょう!

私も先日、スープを作りすぎ、余ったものを冷蔵庫にいれずに

台所に置いていたら、次の日にはもうダメになってました。

熱中症体質 どんな人が・・・

熱中症体質とは、熱中症になりやすい体質ということです。

では、熱中症になりやすい人は、どんな人か?

・子供、高齢者

・女性

・筋肉量が少ない人

・持病がある人(心臓病、糖尿病、腎臓病など)

・水分を取らない人などです。当てはまる人は要注意!

熱中症になりやすい人の共通点は?

筋肉量が少ない人ということ。

いざというときに筋肉に水分を貯蔵しているので筋肉量が少ないと

水分保持量も少ないという理由です。

熱中症季節 6月が・・・

熱中症が一番多いのは何月?

イメージ的には、7月?それとも8月?

実は、5月、6月なのです。

昨年は、全国で5月3401人、6月3481人が

救急車で運ばれたそうです。

この現象は、暑さにカラダがなれていないのと、

梅雨だからと油断するから。

平均気温が20度から熱中症が増えます。

この時期は、気温より湿度。

湿度が高いので汗で熱をカラダの外に出すことができず、

熱中症と病名がつかなくても症状は、熱中症のときと同じなので

水分補給をお忘れなく。

むくみと肝臓 腎臓だけでなく・・・

むくみというと腎臓機能がおかしいのかな?ということは

ほとんどの人がわかると思います。

肝臓機能がおかしくてもむくみます。

数値でいうと“アルブミン”の不足によるむくみ。

アルブミンの働きは?

余分な水分を回収します。

また、アルブミンは肝臓のみで作られます。

肝臓が疲れて弱るとアルブミンが作られず余分な水分が

カラダに溜って“むくみ”を生じます。

肝臓が正常でも腎臓の機能がうまく働かないと、

アルブミンが尿中に漏れます。

すると“尿たんぱく”が検出されます。

どちらにしてもアルブミン不足になりむくむことに。

夏と冷え 周りの人との・・・

女性の70%の人が夏場に冷えを感じるという。

どこで?

職場や公共の場で。

原因は、クーラー。

私も東京に行くときに電車を使いますが、

冷えすぎではと思うくらい。

冷え症でない私でさえ、上着を一枚持って行くくらいなので、

冷え症の人には、辛いのでは?

冷えを感じている人のなかで90%が

“周りの人との体感温度が違う”という悩み。

これは筋肉量が違うということも原因の一つ。

筋肉は、熱を作る最大の組織だからです。

筋肉量が少ない人は、熱を自ら作ることができないのです。

対策としては、重ね着や腹巻でお腹を温めることです。

次に肝臓を元氣にすること。(肝臓は、第二の熱産生組織)

甘いものの食べ過ぎ、飲み過ぎ、夜更かしに気をつけましょう!

肝臓負担度チェック 3つ以上あれば・・・

肝臓に負担がかかり弱くなるチェックをしてみましょう!

□冷たいものを良く飲む

□冷たい麺を良く食べる

□サラダを良く食べる

□アルコールを飲み量が増えた

□タンパク質を食べる量が少ない

□運動不足で汗をかいていない

□寝る時にクーラーをかける

□シャワーですませ湯船につからない

これらにうち3つ以上あてはまれば要注意です。

私の場合は、冷たいビールを飲み過ぎないようにしないとね・・・反省。

蒸し暑さと肝臓 梅雨に入り・・・

梅雨入りをしてますます蒸し暑さがまします。

夏は暑い一方でカラダは冷えます。

なぜ?

一つはエアコン、一つは冷たいもの。

アイス、冷たい飲み物、ソーメンなどの夏の食事は、内臓を冷えします。

内臓を冷やし、エアコンで冷えることで皮膚から熱が奪われます。

本来、夏は外気温が高いのでカラダを36.5℃に保つのに冬よりも

熱を作らなくてよいのですが、カラダを冷やし過ぎて「疲れ、だるさ」がでます。